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新傾向の発見 「俳句界の新傾向」 その三



三 新傾向の発見(明治四十年~四十二年)
 俳論「俳句界の新傾向」 その三

前回の続き。
正岡子規が写生を言ったのには
ちゃんと理由がある、
というところから。

まあ、しかしながら、
この写生法は、
いわば俳句のいろは時代。デッサンの練習期というわけ。

最近見る句に、次のステップに移行しつつある句があると
大須賀乙字はそう言う訳です。

はい
ここで有名な
思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇 河東碧梧桐
入ります。

冬薔薇という季題だけではただの言葉だけど、
そこに
「思はずもヒヨコ生れぬ」という事実が配合されることで、
季題の持つ特性がめきめきと現れて
この句の象徴的存在になる
と。
ただ、これは、
直感的、体験上からくる実感からのものじゃないと、
松の常盤、菊の香の久しき、といった陳腐なものになっちゃうよ、
と。

子規以降の「活現法」だと、
無邪気に自然に遊んで、平易、軽快、淡白なんだけど、
写生ってぐらいだから、
すっごく短い写生文って意識がどうしても出来ちゃう。
あと、俗になったり、平凡になったりしがち。

この新しい方法の句だと、
十七音の俳句の形の中で、
詩人が自由闊達に表現できるんじゃないか、
ってかそうなのだ!

ってな感じのことが書いてあるんじゃないかと
思います。
違ったらスイマセン。

ちなみに、現在入手しやすいこの俳論は
村山古郷編「大須賀乙字俳論集」
講談社学術文庫
です。
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 2014_10_05


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