スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ジム・クレイス


ジム・クレイスはイギリスの作家。

初めて読んだ本が「死んでいる」で、
本文にもありますが、
ちょっと微妙かなぁと思ってたんですが、
次に読んだ本がけっこう面白くて、
結局3冊ほど読みました。

今回調べたところ、
2010年に「隔離小屋」が出てるみたいですね。
うーん。
やばい…面白そう…。




ジム・クレイス「死んでいる」
白水社

ある火曜日の午後、
動物学者の夫婦はバリトン湾に続く砂丘へ赴き、
突然の死を迎える。

この作品は彼らの死から始まって、
30年近く前の彼らの過去へ、その火曜日の朝へ、
彼らの屍が様々な生物たちを呼ぶさまへ、
彼らの一人娘が彼らの死体を発見する経過へと、
さまざまなベクトルで語られる死者の物語。

面白かったと言えば面白かったんだけど、
なんだろな~。
読んだ後、
空虚な感じがつきまとうんですよね。
「死」が単なる現象か記号みたい。
二体の死体を
ずっと「ジョセフとセリース」と呼びつづけるところも
確信犯の悪趣味みたいだしな~。
エグミのない悪趣味、スノッブな無神論者っぽくて……。

っていう訳で評価はビミョー。
(2001年7月9日)


ジム・クレイス「食糧棚」
白水社

実は
以前読んだ「死んでいる」という作品、
あまり面白いと思えなかったんで、
この本もそこまで期待してなかったんですが、
良い意味できっちり裏切られました。
面白かったです。

この本は、
食にまつわる短編が64篇収められてます。
長くて10ページ、一番短くてなんと一行という、
どれもごくごく短いものばかり。
でも、上手いんですよ。
読まされちゃいました。

ラベルの剥げた、
何が詰まっているのかわからなくなった缶詰の話。
「口笛ポークチョップ」と呼ばれているレストランの話。
皮製品料理の話。。
12歳未満の少女たちを使ってマテガイを取らせている男と女教師の話。
ストリップ・フォンデュの話。
危険なイガイ料理をサービスするレストランの話。
スープに風味を出す石の話。
などなど、
短いけど面白い作品が多かったですね。

まさか、
この本を手にとって、
グルメ系の本だと思われる方はいないと思いますが、
こんなに食べ物の話が載っているのに、
こんなに食欲が湧かない本もめずらしいのではないかなぁ。
(2002年7月1日)


スポンサーサイト

 2014_10_04


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


05  « 2017_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。