スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


シオドア・スタージョン「殺人ブルドーザー」


シオドア・スタージョン「殺人ブルドーザー」
創元SF文庫「地球の静止する日」収録
さっそく入手して読みました。
ブラッドベリもハインラインもそっちのけで
「殺人ブルドーザー」だけ、とりあえず。

killdozer01.jpg
ちなみに女性は登場しません。


意外に
と言ったら語弊がある?
映画「殺人ブルドーザー」の印象が強ければ意外に、
スタージョン作といえばそうでもない、
かな?
緊迫感のあるSFでした。

まず、何といっても、
最初と最後。
これがきちっとしてました。

なんだかよくわかんないエイリアンか何かに
乗っ取られたブルドーザー

工事現場の人間を殺しまくり

人間も反撃するよ!
ってか、ブルドーザー対ショベルカーの戦いだよ!
どがーんどがーん

ふえー 埒があかん

あ!そうだ。
電気系統ショートさせれば動かなくなるんじゃね?

やったー!

というステキ映画なわけですが、
まず、この
なんだかよくわかんないエイリアンか何か
について、
小説では冒頭で4ページを使って書かれてます。

人類以前に洪水があり、洪水以前にいま一つの種族があった。

というのが最初の一行。
その種族が何だったのかはわかりませんが、
人類ではないものだった、と。
で、
その方たちが戦って敗れた相手が、
何を隠そう本書の敵役である
働く車ブルドーザーを殺人ブルドーザーへと進化させた
エイリアン
が属するエイリアン軍団。
そう、人類以前に死闘を繰り広げた折には
この方たちがいっぱいいたのでした。
エイリアンっつっても、
異星人じゃありません。
科学の事故によって機械の中に産み落とされた
異質な存在なのです。

金属に浸透し、機械を乗っ取って
人類(と、とりあえず言っときますか)と
戦う…
あれ
これ何てターミネーター?

まあ、ジョン・コナー指導者には申し訳ないですが、
こちらの戦いは悲惨な最期を遂げます。

使っちゃならない武器を編み出した人類が
人類とエイリアン共に滅ぼして
ついでに地球上の全ての生き物を滅ぼし去ってしまったわけです。

しかーし
たった一つだけ、生き残ったもの。
それがこのエイリアンが突然変異で、
すっきりシンプルに先祖がえりして
知性と可動性と破壊の意思だけをもった
電子のフィールド(場)がまとまったもの。
つまり、
ほわほわ~っとした
金属を動かすことが出来る知性体で、
且つその方向性は破壊にある、
っつーことですか。

このエイリアンが生き残れたのが、
敵が自分たちのために準備してて
結局使われなかったシェルターだったという皮肉。

まあ、そんなこんなで、
その後、人類が生れてきて、
このシェルターの存在を知ったそこの人間が
なんかわからんけどパワーを感じるわ~
と、寺院とか建てちゃって祀ったりもしたけれど、
それも大昔の話で、
寺院の周囲が小山になり、島となり
いつか無人の島の地中にシェルターごとコイツが眠ってた。

と言う感じで始まるわけです。

映画はステキB級でしたが、
本作はもっとSF色が強くて面白かったです。
しっかりした設定とか
重機の描写とかもぐっと来るものがありましたが、
登場人物(人物ね)が映画と比べて
もっとちゃんとしっかり
描かれてて読み応えがありました。

映画の方がどんな感じかなと
思われた方
ここのサイト→(良い映画を褒める会。様)とか
ここ→(おっさん映画様)とか
感じがつかめるんじゃないでしょうか?

ちなみに
映画「殺人ブルドーザー」(1974)は
「激突!」の3年後、「地獄のデビルトラック」の12年前に
作られております。
わたし的にはどれも甲乙つけ難い魅力のある映画だと思ってます。
あ「クリスティーン」(1984)「ザ・カー」(1977)も入れる?
スポンサーサイト

 2014_10_01


Comments


 管理者にだけ表示を許可する

Trackback

『殺人ブルドーザー』(1974)これはSFと言っても良いのだろうか?ドリフみたいな…。

 昭和50年代、テレビ局は朝6時から深夜1時位までの放送枠を埋めるため、多くのバラエティ番組、ドラマ、スポーツ中継や映画を必要としました。

[ 良い映画を褒める会。 ] 2014-10-02 01:08


01  « 2017_02 »  03

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。