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「どろぼうの神さま」

Category: 児童文学のこと  


「どろぼうの神さま」コルネーリア・フンケ

ヴェネツィアで探偵をしているヴィクトール・ゲッツのもとに、
人探しの依頼が舞い込んできた。
子供を探してほしいというのだ。
ヴィクトールに渡された写真には二人の少年が映っていた。
一人は金髪で天使のようにかわいらしい5歳の少年ボー、
もう一人はその兄の十二歳のプロスパー。
依頼人ハルトリープ夫人の妹の子供たちで、
妹の死によって孤児となったという。
そして、子供のないハルトリープ夫人がボーの養育権を申請し、
ボーだけを引き取るつもりだったのだが、
弟と引き離されたくないというプロスパーが
ハンブルグの祖父の家からボーを連れて出奔してしまったのだという。
それがふた月以上前の話で、
ハルトリープ夫妻は彼らがここヴェネツィアへ来ていることをつきとめたが、
それ以上は探せないのでヴィクトールに彼らを探して欲しい、
ということだった。
ヴィクトールはこのハルトリープ夫人に好感が持てなかったが、
とりあえず依頼は受けることにした。

さて、たしかにプロスパーとボーは夫人の言う通り、ヴェネツィアへ来ていた。
けれども彼らは二人きりではなかった。
ヴェスパというやせた少女と、黒人の少年モスカ、
ハリネズミのような頭のリッチオという少年と暮らしていた。
どこで?どうやって?
彼らには頼もしい庇護者がいた。
年はプロスパーとあまり変わらないけれど、
あざやかな手口で戦利品を彼らにもたらして、
彼らの飢えと寒さを防いでくれる「どろぼうの神さま」スキピオが、
彼らの神であり、庇護者だった。
彼らが住みかとする「星のかくれ家」も、
どろぼうの神さまが連れてきてくれた場所だった。

すごく面白くて、読み出したら止らないドイツの冒険ファンタジー。
プロスパーとボーを追う探偵ヴィクトール。
そしてどろぼうの神さまと子供たちに、
大金の報酬を約束した謎めいた伯爵からの謎めいたどろぼうの仕事の依頼。
プロスパーとボーはどうなっちゃうの?とドキドキハラハラでした。

中学生向けかなぁ。読書好きなら高学年ぐらいからいけるかな。
というか、大人でも引き込まれてしまうような作品です。
作者コルネーリア・フンケは現代のドイツの作家。
日本でも多くの作品が翻訳されてます。
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 2016_07_23


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