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「小さな魔法のほうき」

Category: 児童文学のこと  


「小さな魔法のほうき」M・スチュワート

夏休みの後半の一ヶ月、両親がアメリカへ行くので、
十歳のメアリーはたいくつな田舎の
古い屋敷に住んでいる大おばさまのところへ預けられました。
上の双子たちは別の楽しそうな農場へ行くのに、あんまりです。
大人しかいない静かな屋敷の暮しに退屈しきっていたメアリーですが、
一匹の黒い子猫と出会ってから、
その退屈はすっかり吹き飛んでしまいました。
ティブというその黒猫は、魔法の猫だったのです。

七年に一度だけ花をつけるという魔力を秘めた「夜間飛行」の花、
空飛ぶほうきに連れて行かれた魔法の学校エンドア大学。
転入生と間違われたメアリーは、
魔法の学校で、見るのも聞くのも楽しい時間を過します。
しかし、家に帰って気がつくのでした。
黒猫ティブが学校にさらわれてしまった!
夜をまって、メアリーは再びほうきにまたがり魔法学校を目指すのでした。

古い作品ですが楽しい冒険のお話です。
メアリーのためらいのない無邪気な行動力が
ぐいぐいと物語に引きこんでくれます。
登場人物もあまり多くないし、
行動範囲もほぼ屋敷と魔法の学校とその行き来。
にもかかわらず、読後の印象は鮮烈で、
長く記憶に残るシーンが数あります。
庭師のゼベディじいさんとの会話、
「夜間飛行」の花の汁でべとべとの手、
魔法の学校の授業風景や、金庫の中のあやしい動物たち、
ほうきにのっての魔女からの逃避行などなど。
ちなみに、
私が子供の頃に読んだ折の一番印象深い記憶は
「たまご半分」というレシピに頭を傾げるくだり。
魔法でもなんでもない台所でのひとこまなんですが、
妙に頭に残ってました。
読み返してみて、本当になんでもないシーンだったので逆に驚きました。

本書はあかね書房の「あかね世界の児童文学」から出てて、
しばらく絶版の憂き目にあってたんですが、
復刊ドットコムの尽力で復刊することになりました。
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 2016_07_23


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