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「子どもだけの町」

Category: 児童文学のこと  


「子どもだけの町」ヘンリー・ウィンターフェルト

「ぼく」が暮らすティンペティル町で起こった大事件の発端は、
ウィリ・ハークが、
パン屋のボルナーさんところのネコのしっぽに、
目覚まし時計をしばりつけるいたずらをしたことだった。
町中を狂ったようにネコが走り回ったものだから、
町の大人たちはカンカンになってしまったのだ。
オスカルやウィリたちの「海賊団」のあらっぽいいたずらには、
もともと大人たちは腹を立てていた。
しかも、この「海賊団」に入っている子どもたちの数が多すぎて、
誰を捕まえて叱ったらいいのかさえわからないでいたのだった。
そして大人たちは、全員町を出て行って、
子どもたちだけを町に置き去りにすることにした。
大人のありがたみを、失ってから気付けというわけだ。
ついでに水道も電気も使えない状態にして…。

親たちの感情的にすぎる行動の結果、
あっというまに町が「海賊団」によって無法化してしまうところとか、
とにかく大人に対しての皮肉っぽい感じがまたおもしろかい作品です。
ただ皮肉っぽさを全面に出すのではなくて
「ぼく」こと13歳のマンフレート少年と、
その親友で頼りがいのあるトーマス、
11歳の女の子だけれど勇気があってかしこいマリアンネの3人が主体となって、
無法と化した小さな町をなんとかしようと奮闘するという物語ですが、
彼らがほんとに読んでて気持ちがよかったです。

作者ヘンリー・ウィンターフェルトは、
1901年にドイツのベルリンに生れた作家。
第二次世界大戦中にアメリカに移住しました。
同作者の別の作品だと、
宇宙船から誤って落ちてしまったという見知らぬ少女と
地元の少年少女たちの友情を描いた
「星から来た少女」という作品も捨てがたい魅力がありました。
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 2016_07_23


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