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「ある朝、シャーロットは…」

Category: 児童文学のこと  


「ある朝、シャーロットは…」ペネロピ・ファーマー

これが、最初に書いておきますが、
とんでもない入手難度の高い古い児童文学なんです。
この記事を見られるタイミングによって、
Amazonに中古本が出てるか出てないかわかりませんが、
現在出ている本は12580円です。
なので、
図書館などを探して読んでほしい、
そんな一冊です。

この作品は、
「夏の小鳥たち」「冬の日のエマ」本書で、三部作。
三部作の最後の作品に当たるんですが、
これ一冊独立して読んでも全然大丈夫、
というか、
三部作の中でこれだけ毛色も違って、
独立した作品として読んでもいいんじゃないかな
って思うぐらいです。

家を離れて寄宿舎に入ってきたシャーロット。
寄宿舎での初めての夜、窓際の古い車輪のついたベッドで眠った彼女は、
次の朝おどろくべき事態に陥ります。
そこは四十年も昔の寄宿舎で、
シャーロットは「クレア」という少女になっていたのです。
そして、「クレア」本人は、
その時「シャーロット」として現代の寄宿舎で混乱していたのでした。
どうやらこのベッドが入れ替わりのカギになっているようです。
二人は入れ替わるごとに日記をつけあい、
連絡を取りあいますが、
なんとシャーロットが「クレア」になっているときに、
寄宿舎から出なければならない羽目になってしまったのです。
このままあの古い車輪のついたベッドで眠れなくなったら、
もう戻ることができません。

という、まあ、時間制限のあるタイムスリップもの
という観点からすると、
割と今ではめずらしくないのかも知れない作品なんですが、
いい作品なんですよ。
シャーロットとクレア。
この本のヒロインはシャーロットですから、
クレア側の入れ替わり生活がどんなものだったかは分かりません。
最後まで又聞きでの姿しか登場しなかったもう一人のヒロインのクレアについても、
もう少し読めたらなとか思いましたが、
ずっとシャーロットのターンだからの濃密さ
みたいなものがあったかも知れません。
ちなみに、クレアの時代は1918年、第一次世界大戦の頃でした。
なので、この作品の中にもずいぶん戦時下の様子がえがかれています。
その辺りの緊迫感も、この作品に味わいを持たせてるって気がします。
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 2016_07_21


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