FC2ブログ

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「グリフィンの年」



ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「グリフィンの年」
創元推理文庫

「ダークホルムの闇の君」の続編にあたる
ドタバタコメディタッチのファンタジーです。

前作の大団円からはや8年。
ダークホルムの日々の生活もほぼ平穏に…と、
いいたい所ですが騒動の種は思わぬところから芽を出し始めます。
大学総長のケリーダをはじめとした年かさの魔術師たちが現役を退き、
コーコランをはじめとした若い魔術師たちに任された魔術師大学ですが、
その内情は火の車。
早い話が経営難なんです。
全学生の親に寄附を募ろうと考えた大学でしたが、
これが事件の引き金を引いてしまうのでした。

魔術師大学の運営委員長でもあるコーコランが受け持った
6人(人でいいのか?)の新入生はみんな
それぞれ事情を抱えた問題児ばかりなのです。
前作で大活躍した著名な魔術師ダークの娘エルダは、
なんと特大の農耕馬ぐらいの大きさのグリフィン。
北の王国ルテリアの皇太子ルーキンは超貧乏な上に、
国王に内緒で入学、「穴」に関する魔法の大きな欠点持ち。
高価な装束を身にまとった、
しかし絶対に自分の素性を明かそうとしない少女オルガ、
東方の首長国からやってきた、ばれると刺客が送られてくるというフェリム、
南の皇帝の異母妹クラウディアは魔法に「くせ」があるという。
そして、エルダ同様に大学始まって以来の入学生となるラスキンは、
中央連邦砦出身の「ドワーフ」で、
鍛治元の圧制に苦しめられる奴隷の革命家なのです。

ふふっ。すごく面白かったです。
大学を舞台にしたドタバタ喜劇なんですが、
登場するキャラクターがみんな生き生きと
物語の中を駆け回ってて魅力的なんですよね。
ありとあらゆるトラブルをごったまぜにして大学にぶちまけておきながら、
その捌き方のうまいこと。いや、面白かったです。
単純にただただ楽しく読める本って、
ちょっと希少価値かもって思ってしまいました。

舞台と時間軸は同じだけど、
前作とは全く違った物語となっている本書ですが、
エルダ以外のダークの娘や息子たちも登場しますので、
お楽しみに。(あ、全員大活躍、ではないですが)
(2003年9月5日)
スポンサーサイト

 2016_05_17


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


09  « 2018_10 »  11

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。