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パウロ・コエーリョ「悪魔とプリン嬢」



パウロ・コエーリョ「悪魔とプリン嬢」
角川書店

ふふっ。面白かったです。
山間の小さな町ヴィスコスに、
悪霊に取り付かれた一人の旅人がやってきます。
彼は、
人口300人足らず、若者はほとんど出ていってしまった
寂れるばかりの田舎町で、
ある恐るべき考えを試そうとしています。

持ってきた地金11枚を、
町のホテルで働く町唯一の若者である
シャンタール・プリン嬢に見せてこう告げます。
「一枚はここに埋めたままにしておく。
ここに金があることを知っているのは私と君だけ。
これがあれば君は自由に人生を謳歌できる。
盗もうと思えば盗める。
君は『汝、盗むべからず』の戒を犯すだろうか?
残り十枚の地金は、
これから私しか知らない別の場所に隠しておくが、
君はこれから町へ戻って、町の人たちにこう告げて欲しい。
一週間の期限の内で、町の誰かが死体になったら、
その十枚の金は町の人に差し上げる。
この金があれば町の住人全員が働かずに食べて行ける。
『汝、殺すべからず』の戒を破るだろうか?」

いや~、スリリングでした。
端的に言えば「善と悪の戦い」なんですが、
一方が善、一方が悪という図式には終らないんですよね。
ああ~結局どうなっちゃうんだろうって、
めちゃハラハラさせられました。
寓話的な物語ではあるけど、勧善懲悪の物語でもないので、
面白かったですね。
プリン嬢の苦悩がすっごく等身大でそこも良かったです。
(2002年11月23日)
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 2016_05_05


Comments

どうなのでしょうか? 

こんにちは。
カリメン2号です。

久しぶりにコメントを書かせていただきます。
相変わらず、本を読む量が少ないためか、コメントのしようがないのですが…。
少し前に映画化されたパウロ・コエーリョの『ベロニカは死ぬことにした』という作品は、どの様な書評になるか気になります。
映画は観たのですが、本の方は買ってみたものの、未だに手付かずの状態です。
パウロ・コエーリョ作品つながりで、感想などを聞かせていただければ嬉しいです。
カリメン2号  URL   2016-05-05 23:52  

Re: どうなのでしょうか? 

こんにちは。
うーん、「ベロニカは死ぬことにした」ですね。
ベロニカ。うーん。
映画は洋画邦画どちらも観てないんで
あれなんですが、
角川から出た方については
実は一点が気になって、
そこしか印象が無いんです。すいません。
自殺が精神病院に入れられることなの?
っていう、その一点なんですが。
いやこれは寓話なんだろうなって思うんですが、
なんとなくそこからもう身動きが取れなくて
あんまりハマれなかった作品でした。
すいません。
Sima  URL   2016-05-06 21:32  

確かに 

こんにちは。
カリメン2号です。

返信コメントを、ありがとうございます。
確かに、映画の方も自殺と施設の印象しかなかったように思います。
もっと文学的な部分があっても良いのではと思うことが多かったように思います。
小説もそうなのでしょうか。
少しだけ残念ですね。
カリメン2号  URL   2016-05-09 02:14  

Re: 確かに 

実際に読んでみると、また違った感懐があるかもですよ。
映画から原作
原作から映画
順番違うだけでけっこう感じ方が変わったりしますし。
Sima  URL   2016-05-13 19:09  

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