スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ウンベルト・エーコ「前日島」



ウンベルト・エーコ「前日島」
文藝春秋

読み始めてから結構長くかかってしまいましたが、面白かった。
時代は十七世紀。いわゆる大航海時代というやつです。
アマリリス号に乗船していた主人公ロベルトは、
これが難破してしまい、
戸板に身体を縛りつけられて海に放り出されてしまいますが、
奇跡的に命拾いをします。
なぜか島の入り江に漂泊したまま
見捨てられた無人の船ダフネ号に流れ着いたのでした。
甲板からは島が見えているのですが、
ボートが残されていないため
ダフネ号から脱出することはできません。
(ちなみにロベルトはかなずち)
幸いダフネ号には水も食料も大量にあり、
ロベルトはとりあえずの安息を手に入れた……
はずだったのだけど。
怪しげな荷の詰った、無人の船ダフネ、
姿なき他人の痕跡
といった状況から物語は始まって、
ロベルトのダフネ号での生活と、
アマリリス号に乗りくむまでの回想が語られていきます。

上記のあらすじだと冒険活劇風だけど、
そこはそれ、エーコですから~。
一筋縄ではゆきません。
ありとあらゆることを色々な人物を通して語りまくってます。
でも、なんか愉快なの。
なんども笑っちゃうような箇所が登場するんですよね。
真摯で愉快でほんのりわびしい味付け。
私個人的には
すっかりロベルトのパパとカスパル神父のファンになってしまいました。
(2001年10月15日)
スポンサーサイト

 2016_02_29


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


04  « 2017_05 »  06

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。