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新傾向の発見 金田一の友人



 新傾向の発見(明治四十年~四十二年)
 金田一の友人


金田一京助による、大須賀乙字の学生時代の様子など、
これまで紹介しました。
乙字が留年したため、
金田一が一年早く大学を卒業したわけですが、
その後も、
お互いの下宿が近かったとかで
よく行き来があったようです。
金田一京助といえば、
石川啄木の親友として知られてますが、
実は
石川啄木と大須賀乙字は
金田一の下宿で顔を合わせたことがあるみたいです。

三人とも東北出身ではありますが、
繊細なたちの啄木と、
粗野にも見えるほど豪快で押しの強い乙字、
どちらもあまり惹かれるものがなかったようだった、
と、
金田一が述懐しております。

たったそれだけのことだった、
かも知れませんが、
実は、日本の古本屋に、

悲しき玩具
大須賀乙字選
ほるぷ/近代文学館初版本を忠実に復刻
昭47

という本が売ってたんですよ。
えー
どういうこと?やだー

改めて見れば見るほど気になるので、
ついついポチしてしまいました。
図書館とか行けばあるんだろうなぁと、気がついたのは
自動返信メールが着てから。

まあ、届いてみればどういうことかすぐ分かるからー
ということで待ってたんですが、
届いて分かりました。

悲しき玩具と
大須賀乙字は
なんの関係もなかった、と。

なんだよー
期待させんなよ
と、思ったけど、
それはそれで面白い本だったので
まあいいや。

話は戻って。
またある時、
またまた金田一の下宿にて、
今度は折口信夫と乙字が顔を合わせたことがありました。
乙字はしゃべり上手で議論好きで、
その日も何かの句の助詞についてしゃべっていたところ、
それまでおとなしく黙って座ってた折口が

そんなやうな「に」の用例は、國語史上にありません

と言い切り、
はじめはハト豆状態でびっくりしていた乙字が
何か言い返してみたけど、
堂々と、理路整然と乙字の論を粉砕してしまったのだとか。

乙字が何かの議論で参ったをしたのを見るのは
金田一としても最初で最後のことだったみたいで、
乙字君のよい逸話の一つ
として、紹介してます。

ちなみに、当時はまだ折口信夫は国学院大学の学生で、
金田一に対して「先生」と呼んでいるような頃だったとか。
金田一と折口は五歳違いらしいですね。
乙字と井泉水は三歳違いでも、同期。
金田一と折口は五歳違いで(当時)「まだ学生」と「先生」。
この感覚がちょっと面白い。

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 2014_09_24


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