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ジョナサン・レセム「銃ときどき音楽」


この本も感想書いてから十年以上経ってます。
当時はハードカバーしかなかったから
図書館で借りて読んだんだけど
さすがにその間に…
文庫に…
なって…
ない…。

まじかー。




ジョナサン・レセム「銃ときどき音楽」
早川書房

面白かった~~。

未来の管理社会を舞台にしたハードボイルドものなんですが、
この社会のシステム設定が面白くて、
それが単なるハードボイルドな私立探偵ものと性格を異にしてます。

市民は
カルマと呼ばれる点数減点法で管理されてて、
このカルマを管理してるのが
検問士とよばれる人達。

で、
主人公はどうやら元検問士で、
現在は民間検問士としての免許を持っているようです。
この仕事がどうも私立探偵風な職業みたい。

感情や記憶を干渉する合法的な麻薬が一般流通してて、
それぞれお気に入りの調合を持ってる。
進化療法とやらによって、
知能が増大した動物たちが
人間と対等に生きている世界。

活字は非合法。
進化療法によって、
体格は幼児のままで知能は成人なみという人間も存在する。

これらの設定は全部
「あたりまえ」
の事実として描写されてて、
くどくど説明がないの。
面食らうけど、
ある意味すっきりしてて読みやすいかもしれません。

話は、
民間検問士のメトカーフのもとに
ある男がやって来るところから始まります。
その男とは殺人事件の容疑者であり、
その殺人事件の被害者はほんの2週間前までメカトーフの依頼者だった。
男は、
自分は無実であり、
真犯人を探してくれと頼む。
気乗りのしないままメカトーフが調査を始めると、
カンガルーの殺し屋に襲われ……。

このカンガルーの殺し屋や、
後で登場するチンパンジーの探偵がいい味だしてます。
スラップスティックな予感がするでしょうか。
物語的には哀愁漂うんですが。
(2001年4月3日)




ジョナサン・レセムの本は、
「孤独の要塞」というのが
やっぱり早川から
やっぱりハードカバーで出てるみたいですね。
2008年に出て、まだアマゾンで新品で売ってて
入荷予定ありということは
まだ「終った」本じゃない、
と。

こんなわたしランキングで上位に来る作家ではない
と、思いたい一人なんだけど
6年前にハードカバーが一冊出たっきりなら
やっぱり
仕方ないのかなぁ。
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 2014_09_23


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