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エリス・ピーターズ「納骨堂の多すぎた死体」「修道士カドフェルの出現」



エリス・ピーターズ「納骨堂の多すぎた死体」
原書房

この作者は寡聞にして知らなかったんですが、
修道士カドフェル・シリーズとかってシリーズで
割と人気のある人なんですね。
後書きを読んで初めて知りましたが。
で、本書は、
それとはまた別のシリーズの第三作目にあたるものらしいです。
シリーズの途中ということなんですが、
この作品だけよんでも、結構楽しめました。

夏休みの避暑にきていたフェルス家族は、
その海辺の田舎町で、ひょんなことから、
二百年ぶりにトレヴェッラ家の納骨堂が開かれるのに同席することになります。
ところが、
柩の中に入っているはずの二百年前の領主の代りに
死後間もないトレヴェッラ家の庭師の死体を発見してしまいます。
さらに、また別の誰とも知れない死体まで出てきて……。

この作品の面白さは、
もちろんこの死体にまつわる謎が解けていくところもあるけど、
それに加えて、
フェルス一家が出会った15才の少年バディの出生の秘密に関する、
家族と少年の物語がからむところにあるんです。
文体はあくまで軽妙ってのもポイント高いかな。
ちなみにフェルス家の家族構成は
中部州警察犯罪捜査部につとめる警部である父のジョージと、
明るくてキュートな母親バンティ(あとがきによると元人気歌手だったとか)、
そして18才になる息子ドミニクの3人。
18才のドミニクが、15才のバディにたいして
いっぱしの大人の顔をして説教しちゃったり、
若者同士になったり、
大人の女性とのロマンスの予感にウキウキしたりが
微笑ましくも笑っちゃいます。
(2001年5月20日)

エリス・ピーターズ「修道士カドフェルの出現」
社会思想社現代教養文庫

私にとって、初ピーターズではないんですが、
初カドフェルです。
ちなみにカドフェルってかなり長いシリーズものらしいんですが、
私が読んだこの本は、どうも外伝っぽい短編集でした。

時代はなんと12世紀。
「十字軍に参加した後、
地中海で海賊船と戦ってきた練達の戦士カドフェル」
って裏表紙の紹介文にありました。
これがカドフェルが40歳を過ぎて
修道士となるいきさつを描いた「ウッドストックへの道」。
他に「光の価値」「目撃者」と、
どれも血みどろの殺人などは登場しないんですが、
なかなか面白いミステリーでした。

「歴史ミステリー」なんて、
どうも某TV番組みたいなキャッチフレーズにまどわされて
読もうかどうか悩んでたんですが、
やっぱりポツポツ読んで見ようかなって気にさせられましたね。
(2002年8月26日)
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