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ギュンター・グラス「ブリキの太鼓」



ギュンター・グラス「ブリキの太鼓」
集英社文庫

全三部作からなるグラスの処女小説です。
映画化されているので、
御存知の方も多いかも知れませんね。
赤と白の模様のブリキの太鼓のリズムと、
破壊的な高音の叫び声。

「そのとおり、ぼくは気違い病院の住人である。」

これは「ブリキの太鼓」の一番最初の一文です。
この一行から始まる狂気の物語が
「ブリキの太鼓」なんです。

3歳のときに、
これ以上成長することを拒み、
ブリキの太鼓を手にしたまま地下室に転落し、
それっきり成長の止まったオスカル。
彼の半生をつづってあります。

第一部は
4枚のスカートの下の祖父母の事、
魚中毒で奇怪な死を遂げた母のことなど、
幼年期の記憶。

第二部は
第二次世界大戦下のダンツィヒ。
94センチの身長の青年オスカルの前に
累累と積まれる戦争による死者たち。

第三部は
敗戦後の青年オスカルの
満たされぬ恋心、
名声、
そして殺人。

猥雑で悪意に満ち、
偏執な語り口によって綴られる長編なんですが、
これが、意外に読みにくくなかったりするんですよね。
げげってなったりはしますが、
少なくとも第一部については、
冒頭から物語にすんなり滑り込む事が出来るんではないでしょうか。

以降のグラスの作品は私にはとても難解に感じましたが、
「ブリキの太鼓」は夢中になって読んでしまいました。
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 2016_02_01


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