スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ウォーレン・マーフィー「二日酔いのバラード」「豚は太るか死ぬしかない」



ウォーレン・マーフィー「二日酔いのバラード」
ハヤカワ文庫

「二日酔いのバラード」は、
私の好きなトレース&チコシリーズの第1作目にあたる作品です。
1980年代に出たアメリカの探偵小説ですね。

主人公デヴリン・トレーシー、
通称トレースは保険会社の調査員というお仕事。
いつもいやいやながら仕事をしてるいいかげんな男で、
女好きでアルコール中毒気味、というところかな。
口八丁手八丁で、
いつも調子の良いことばっかり言ってるけど、
めったに良いことは言わない男ですね。
ま、アメリカの探偵小説(や映画)に
わりとよくあるタイプのヒーローです。

私が大好きなのは、
トレースの相棒でありルームメイトのチコ。
本名はミチコ・マンジーニ。
日本人の母とイタリア人の父を持つブラックジャックのディーラーで、
パートタイムの娼婦なんです。
均整の取れたボディの小柄な美人で、
恐るべき大食いと知性がきらめくという。
ううっ、かっこいいです。
ハッキリ言って、彼女が居なければ、
どんなにトレースがあちこちでタフを気取っても
事件は解決しないでしょうというぐらいの女性なんですね。

さて、本作のストーリーは、
老人のための療養所で死んだ男が、
死ぬ直前に保険金の受け取り人を
家族から療養所の院長に変更していたのは何故か
という謎を解明し、
ついでに同じ療養所に入院している
保険会社のボスの友人についても調べてくる
という使命を負ったトレースが、
しぶしぶながらラスベガスからニュージャージーへと飛んでくるというもの。

トレースのタフぶりっこさえ受け入れられれば
結構楽しめる作品ではないかと思います。
(2003年3月14日再読)

実はこの感想より先に、
同シリーズの別の作品について
こんな紹介をしてたことがあります。

ウォーレン・マーフィー「豚は太るか死ぬしかない」
ハヤカワ文庫

私の大好きなトレース&チコシリーズの
うーん、多分真ん中ぐらいの位置(順番的に)にある作品です。

下品で下らないジョークを連発する保険調査員デヴリン・トレースと、
彼の恋人ダンサー兼パートタイムの娼婦で
口が悪くて大食いのチコ(ミチコ・マンジーニ)のコンビの
ドタバタ系ミステリー。

この作品では
チコと彼女の母ノブコが出席する
サンフランシスコで行われる日系人の大集会に連れ出されたトレースが、
多額の生命保険をかけて失踪した不動産屋を探すことになります。
残された妻は夫にかなり踏みつけにされてた人で、
もし事件でなかったら後で夫にしかられるから……と
警察沙汰になるのを避けていますが、
やがて意外な場所で男が死体となって発見され……。

けして名作ミステリーとは呼べないシリーズだけど、
ハードボイルドになりそこねみたいなトレースと
かっこいいチコの魅力は捨て難いものがあります。
吉田秋生の表紙も雰囲気ぴったりで好きです。
スポンサーサイト

 2016_01_27


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


04  « 2017_05 »  06

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。