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ウィリアム・カッツ「恐怖の誕生パーティ」



ウィリアム・カッツ「恐怖の誕生パーティ」
新潮文庫

なんとも直球勝負な邦題を付けた人に
ある意味拍手を送りたくなるほど凄いタイトルですね。
「恐怖の~」の後に続くのが
妙に間の抜けた「誕生パーティ」なんて。
妙にそそられるタイトルです。

一年前、仕事関係のパーティで出会い結婚したサマンサとマーティ。
サマンサは愛する夫の四十歳の誕生日に
サプライズパーティを開く計画を立てます。
それは現在の友人のみならず、
現在は交友の無くなってしまった昔の知人たちも呼んで、
夫マーティを驚かそうというものでした。
しかし、彼の母校であるノースウェスタン大学に電話して、
当時の教授らの思い出話を聞こうとしたサマンサは
驚くべき事態に遭遇します。
マーティ、マーティン・ショーという学生が
この大学に在籍していた事実はないと言うのです。
初めはコンピュータの手違いか何かだと思って
あまり気にしていなかったサマンサですが、
その後、小学校、ハイスクールなどへ連絡してみて、
夫がいつも語っていたような過去が実は存在しない
という事実に突き当たります。
どこにもマーティン・ショーが在籍していた記録がないのです。
そして、
とうとう軍の記録から、「マーティン・ショー」が
実は既に戦死していることを知ります。
夫は一体誰なのか?
一方、その頃警察では、
この六年の間毎年同じ日に起きる連続殺人事件の捜査に必死になっています。
鳶色の髪の女性が毎年一人殺害されると言う事件で、
今年もXディが近いのです。
運命の日は12月5日。
そして、その日こそ
サマンサの夫であるマーティの誕生日でもあるのです。

いやいや、ナカナカ面白かったです。
Xディがハッキリと判っていて、
連続殺人事件の犯人もさっさと判ってしまっているのに、
それでもちゃんと面白い。
子供の時のある事件がトラウマとなって心を病んでいる犯人ですが、
辛い過去を背負った人間としてではなく、
一人の殺人犯人として(という言い方も変ですが)
情に流されること無く描いてあるところが、
最近のサイコ系サスペンスを読みなれている私にとっては、
ちょっと新鮮だったりして。
(2003年2月1日)
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