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シオドア・スタージョン「海を失った男」



シオドア・スタージョン「海を失った男」
晶文社

シオドア・スタージョンの短編集です。
日本で編まれた短編集のようですね。
それにしても、うんうん、
すごく面白かったです。
スタージョンの短編は初体験なんですが、
これがまた良いですね~。
「夢見る宝石」「人間以上」は、
些か言葉が華美な感じがしたんですが(それも魅力でしたが)、
短編では、すっきりとシンプルな文体がハマってるんですよ。

南米系の頭ぐるぐるシュール短編も大好きですが、
こういう小気味のいい切味の短編も好きです。
と、言っても、
内容はやっぱり一筋縄ではいかないところが
スタージョンって感じですよね。

巻頭の「ミュージック」そして「ビアンカの手」
表題作の「海を失った男」は、
一般的に見て所謂「イッちゃった人」を描いてあります。
が、それが奇を衒った感じのない、
非常に直球な感じがする作品だったりするんですよね。
「ミュージック」「ビアンカの手」など特に、
不思議な安定感というか、
安らぎのような心地さえ与えてるような……。

私が本書の中で最も面白いと思った作品は
中篇の「成熟」と、短編「ビアンカの手」と「墓読み」かな。
「成熟」は、長い所為に
「面白い」って感じる余裕が読んでる側に生れたのかもしれないですね。
で、「ビアンカの手」「墓読み」は
読み終わってからぐぐっと感じる「モノ」がありました。

あと、どの作品にも、悪い意味ではなくて、
甘さが感じられるのもよかったな~。
この人って人がすきなんだろうなって思える感じ。
(2003年9月29日)
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