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フェイ・ウェルドン「ジョアンナ・メイのクローンたち」



フェイ・ウェルドン「ジョアンナ・メイのクローンたち」
集英社

ジョアンナ・メイは六十歳。
土地開発や原子力発電所などの会長をつとめるイギリス財界の大立者
(いきなり余談ですが、私、この大立者という言葉、子供のときに遊んだ「人生ゲーム」を卒業して以来久々に目にしました。多分。)の
カール・メイとの三十年の結婚生活を経て、
若い愛人の存在が明らかとなり、
現在は離婚して大きな屋敷に一人で暮しています。
と言うかまた新しい若い庭師の愛人が居るんで二人ですけどね。
前の愛人はというと、カール・メイに殺されてしまってるのでした。
これはみんな知ってるけど、
みんな知らない振りをしてる事実。
大金持ちは自分の手を汚さずとも人を始末出来るってことですかねぇ。

カール・メイの方は、現在六十三歳。
幼い頃虐待されて育った人で、
長じては、前述の通り財界の大物にのし上がっています。
現在は、友達の愛人だった二十四歳の愛人がいます。

そして、物語の冒頭の方から意味ありげに登場する四人の女性、
ジェーン、ジュリー、ジーナ、アリス。
彼女達はみんな三十歳。
そして、彼女達は、
本人には内緒でカール・メイが三十年前に作った
ジョアンナ・メイのクローンなのでした。
と、言ってもSFチックな話ではなくて、
ジョアンナ・メイの卵子を抜き取って、それを単為生殖させて、
誰かのお腹の中に移植させるという形。
いや、十分SFか。

面白かったです、結構。
登場人物たちの考え方とかは殆ど誰にも共感出来ないんだけど、
歯切れのいい展開が良かったです。
また読みたくなるということはなさそうだけど、
一回こっきりならきっちり楽しめる、
そんな感じの作品でした。
(2002年4月16日)
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