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ジョン・ランチェスター「最後の晩餐の作り方」「フィリップス氏の普通の一日」



ジョン・ランチェスター「最後の晩餐の作り方」
新潮社

そう、確かに読了はしました。
読み終わりました。
が、頭がぐるぐるで、
結局どんな小説だったのか、全然分かりませんでした。
かろうじて最終章の最後の方に到って
やっと自分が何を読んでるかおぼろげに分かって来た程度で。

訳のわかんない料理用語や料理名、饒舌過ぎる薀蓄に圧倒されて、
結局そこに何が書いてあるのか全く理解できない箇所がほとんどでしたが、
もう一度読み返えしてみようとは死んでも思えないですね。

さっき読了後にあとがきを読んで、
それでも足りずにネットで数人の方の書評を読んで見ました。
…なるほど、そう読むのかぁ、という感じ。
この本をペダンチックと評されてるかたがいらっしゃいましたが、
ペダンチックを大幅に越えてるんじゃないかと思っちゃいました。
これはもう嫌がらせの一種か、とww

なんて、
読んだことのない方には全く通じないことを書いてますね。
でもこの作品、
下手なあらすじを書くとネタバレしてしまいそうだしなぁ。
とりあえず、
怒涛の美食薀蓄の中に仄見えるミステリーとでも申しましょうか?
私はその薀蓄の波に飲まれて溺死寸前でしたが。

主人公の「愚兄」の粗雑なデリカシーがキュートで、
料理や文学的薀蓄と同じぐらい印象に残りました。
(2002年7月11日)


ジョン・ランチェスター「フィリップス氏の普通の一日」
白水社

これは、平凡で小心な中年男性のとある一日をえんえんと綴った物語です。
50歳の会計士フィリップス氏の頭の中は
「セックス」と「数字」のことで一杯。
単なるエロ親父というのではない、
妄想ですら小心なフィリップス氏の一日を極微に描いて、
肩の力のぬけた笑いが漏れそうな不思議な味わいの作品でした。
とにかく、
とりとめもなくつらつらと考える事が逐一、
こまごまとした行動や目に映るものが逐一描かれてるんですよね。

ニコルソン・ベイカーのイギリスバージョンってこんな感じか?
という気がしました。
「モノ」にひたすら拘るベイカー作品と比べると
やや方向が違うかもしれませんが。
途中で読み飽きてしまう怖れがあるけど、
人間くさいところが楽しい本でした。
(2003年1月28日)
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 2015_10_17


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