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ベルンハルト・シュリンク「朗読者」



ベルンハルト・シュリンク「朗読者」
新潮社

学校帰りに気分が悪くなった15歳のミヒャエルは、
母親のような年の女性ハンナに介抱してもらい、
それがきっかけになって二人は肉体関係を結びます。
そしてそれは
15歳のミヒャエルを恋のとりこにしてしまったのでした。

誰にも言わず続けられる奇妙な関係。
そしてミヒャエルは
ハンナの求めに応じて本を朗読して聞かせるようになります。
ところがある日突然、
一言の説明もなしにハンナは失踪してしまいます。
そして、
それは青春時代の甘く苦い思い出に変るはずだったのですが…。
数年後、
法学を専攻する学生となったミヒャエルはハンナと再会します。
それはナチス時代の強制収容所をめぐる法廷でのことでした。

静謐で痛ましい物語。
でも読む側としては
心穏やかに物語に沈んで行ける感じではなかったですね。
まず、主人公の考え方に嫌悪感を覚え、
ハンナの行動にも理解が及ばないんですよ。
私は。

ラストで、
多分主人公も救われたのだろうけど
読んでるこっちも救われたような気持になりました。
このラストでなければ、
許せない気持でいっぱいになったでしょうね。
だって主人公の自己憐憫で窒息しそうだったんだもん。

主人公ミヒャエルは、
確かにうへ~って思うほど
自己憐憫に満ちたやな男だったけど、
なんとかそれでも自分に誠実であろうとあがいてた、
とは思いました。
(2003年2月15日)
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 2015_10_07


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