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ジョゼ・サラマーゴ「あらゆる名前」「見知らぬ島への扉」



ジョゼ・サラマーゴ「あらゆる名前」
彩流社

うーん、不思議な雰囲気の作品でした。
戸籍管理局の補佐官を長年務めているジョゼ氏は、
一風変ったコレクター。
有名人の記事や写真を集めてるのでした。
それが高じて戸籍管理局にある
彼等の出生などの証明書の写しが欲しくなったジョゼ氏は、
深夜こっそり局に忍び込みます。
そこで、ジョゼ氏は目的のモノのほかに
うっかり無名の女性の帳票を持ち返ってしまった事から、
その「無名の女性」の探索にのめり込んでしまうのでした。

相変わらず「」がなくて、「。」が少ない独特の文章。
でも読んでて、そこが読みづらくて読みづらくてって感じではないですね。
自問自答を繰り返す……と言うよりも
天井に向ってもう一人の自分と対話したり、
なされない会話を妄想したりするジョゼ氏にすごく合うんだもん。
小心なくせに、ギョッとするほど大胆な行動を起す彼の偏狂的な日々を、
まるで夢の中の出来事みたいに、
あるときはめくるめくように、
ある時は進んでも進んでも前に進めない水中での歩行の様にと、
不思議にファンタジックに読ませてくれます。
(2001年8月26日)


ジョゼ・サラマーゴ「見知らぬ島への扉」
アーティストハウス

うう~ん、小品ながら読みでのある作品でした。

 男が城の扉をたたきながら叫んでいます。船を一艘ください。

未だ知らない島を探しにいきたいと王様に船を要求する男と、
男の姿に心を動かされて彼についていく決断をする掃除女。

ホント、
びっくりするほど薄い上に活字が大きくて、
実のところこんなに読みでがあるとは想像もしてませんでした。

ちょっと嫌だったのは、
台詞部分の活字だけが太字で大きくなってる所。
あたかも登場人物たちが大声で叫んでる様に思えちゃうんですよね。
「」がついてないから分かりづらいだろうっていう
出版サイドの配慮なんでしょうか。
あれはヤでしたね。
(2001年12月3日)
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