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ペトル・ヤルホフスキー「この素晴らしき世界」


ペトル・ヤルホフスキー「この素晴らしき世界」

わたし調べマイナー度8位の
ペトル・ヤルホフスキー。
わたし自身、
後にも先にも
この本を読んだ以外に
この人の名前を聞きません。




ペトル・ヤルホフスキー
「この素晴らしき世界」集英社

チェコの作品です。
映画「この素晴らしき世界」の原作なんだそうですが、
私は映画を見てないので、
そっちの方がどういう感じなのかはよくわかりません。

でも、
この小説自体は、
う~ん、良くわからないけどチェコっぽい感じ、
って感じでしょうか。
面白かったですよ。

第二次世界大戦下、
ナチスに占領されたチェコの小さな町が舞台。
ヨゼフとマリエの夫婦は
とあることがきっかけで
収容所から逃げてきたユダヤ人青年ダヴィトを
部屋にかくまうことになります。

と、
なると息づまる様な日々が想像されるんですが、
不思議なユーモアが
どことな~く漂うんですよね。
「笑える」という程ではないけど。

気が弱い割に思いきりのいいところのあるヨゼフの性格とか、
この家に出入りするナチスシンパのホルストのマリエへの横恋慕とか。

そんなこんなで、
なんだか微妙な緊張感の中、
ホルストが
ナチス幹部のケプケに彼らの家の部屋を貸すように
と言い出します。
咄嗟に
「子供が生まれるから」
と断るマリエ。
でも、
ヨゼフに父親になる身体能力がないのは
医者のお墨付きをもらったばかり。
と言って、
マリエの妊娠が嘘だとばれればただで済む訳がありません。
マリエの嘘を通すためにヨゼフが出した苦肉の策とは…。

ヨゼフの苦悩がみちみちてて
重いといえば重い作品なのに
このどことなく「突き抜けてる」感は何でしょう?

タイトルといい、
明るいメルヘンチックな装丁といい、
つくづく不思議な作品でした。

ラストも不思議な感動があるんですよね。
(2002年10月12日)




冒頭の方に
「良くわからないけど」
と但し書きをしながら、
「チェコっぽい感じ」
と書きましたが、
実際のところ、
カレル・チャペック
ヤロスラフ・ハシェク
オタ・パヴェル
イヴァン・クリーマ
ぐらいしか読んだ事ないんですよね。

カフカもそうか。

なんというか、わたしの中でのチェコ文学イメージって
そつなく言えば
ユーモアとペーソス?
そういうイメージがあったもので。

ちなみに
ハシェクは10位にランクインしたので、
その内アップできるかと思います。

しかし、適当に名前を入れて
グーグルさんの検索結果の数だけで競ってみた
わたし調べマイナー度ランキング、
オタ・パヴェルは、ロバート・R・マキャモンの一つ下、
イヴァン・クリーマは、ジョー・R・ランズデールの一つ下
(つまり、マキャモンよりパヴェルの検索結果数が多い)
という意外な結果になって
驚いてます。
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 2014_09_18


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