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M・K・インディラ「幼い未亡人」



M・K・インディラ「幼い未亡人」
三一書房

これは、インドの未亡人についての物語。
九歳で結婚、
その後すぐに夫がコブラに噛まれて死亡したため、
幼い未亡人になったパニヤマ。
その彼女の一生を淡々と追いながら、
インドの日常生活、慣習、カーストなどについて書かれてます。

うーん、
にして、どひゃ~でした。(この感じ、分かるでしょうか)
現在はさておき、
かつてはインド限らず、
女性が虐げられてた時代がさまざまな国であったんだろうけど、
特にこのインドの未亡人に対する処置の凄さにはびっくり。
まず、
夫が死んだのはどんな死因だろうが妻の所為であると考えられ、
不吉な存在だとされ、
「マーディー」なる存在になることを強要されるんだとか。
マーディーは、一日一度の食事で早朝から深夜まで働き、
剃髪して、白いサリー以外身につけることを許されない存在。
勿論再婚なんてありえなくて、
死ぬまで働くだけの日陰の存在とされるんだって。
ちなみに、未亡人でありながら妊娠すると、
その未亡人も生まれた子供もカースト外の存在、不可触民になり、
その存在は村の所有物とされたとか。

訳者あとがきに書いてあったこともショッキングでしたね。
未亡人になった女性の身の振り方はまだあって、
それは亡き夫の亡骸と共に一緒に焼かれる「未亡人殉死」とも言うべき
「サティー」ってもの。
この恐ろしい慣習、
一応1829年に法律で禁止されたそうですが、
完全に禁止することが出来ず、
なんと1987年(現代ですよ~)に18歳の未亡人がサティーをしたんだとか。
しかもしかも、美談としてその村は巡礼地となったらしいんですが、
実は、その未亡人は自らの意思でそれを行ったのではなく、
四千人の観衆の中、麻薬を大量に飲まされて強制されて焼かれたのだとか……。
ううっ、怖過ぎます。
(2002年3月25日)
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 2015_09_15


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