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ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「老いたる霊長類の星への賛歌」



ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「老いたる霊長類の星への賛歌」
ハヤカワ文庫

ああ~~っ、すっごく面白かった。
この本は、ティプトリー・ジュニアの第三番目の短編集なんだそうで、
序文はアーシュラ・K・ル・ヴインが、
ティプトリー・ジュニアからの依頼を受けて書いてます。
実はこの作家が女性だったという衝撃を
世界中のファンと分かち合ったル・ヴィンの
この序文も面白かったですね。

収録されている作品は「男たちの知らない世界」発表から、
母親の死までの間に発表されたものらしいので、
ティプトリー・ジュニアが女性たとばれる前の作品ばかりみたいです。
女性だって知ってる上で読んでも、
やっぱり信じがたいぐらい男性的な視点から描かれるフェミニズムには
もうくらくらです~~。

さて、
この本の中で私が一番好きなのが
「ヒューストン、ヒューストン、聞こえるか?」という中篇ですね、
これは、三人組の宇宙飛行士の話。
太陽の爆発(フレア)に巻きこまれてしまったアメリカ合衆国宇宙船「サンバード

・ワン」。
三人の乗組員はヒューストンへの交信を試みますが、
その返信を返してきたのは謎の巨大な宇宙船だったのでした。
地球人らしいのですが、
何故か会話はかみ合わず、
やがてその宇宙船に保護されたサンバードの三人の男たちは、
自分達が3世紀も後の世界へとやって来ている事を知らされます。
それにしてもこの女達で一杯の宇宙船は?

う~っ、このフェミ感覚、
絶対男性のものって感じがしますよねぇ。

もう一篇の中篇「一瞬のいのちの味わい」も
スリリングで楽しかったですね。
理想の植民地を発見した探査船「ケンタウル」。
その星へ調査に出たグループの中の唯一の帰還者が
ケンタウルに持ちかえった異星の生物の謎とは?
って感じの物語でした。

他にも「汝が半数染色体の心」は冷酷なまでの真実が
ティプトリー・ジュニアっぽい短篇で面白かったですね。
収録作品はその他に
「エトセトラ、エトセトラ」「煙は永遠にたちのぼって」
「ネズミに残酷なことのできない心理学者」
「すべてのひとふたたび生まるるを待つ」
があります。
(読了日不明)

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 2015_09_13


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