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ミネット・ウォルターズ「女彫刻家」「氷の家」「鉄の枷」



ミネット・ウォルターズ「女彫刻家」
東京創元社

母親と妹を切り刻みそれを再び人間の形に並べて
台所に血の抽象画を描いた女。
オリーヴ・マーティンは無期懲役囚である。
彼女には事件当初から謎があった。
猟奇的な事件でありながら、
精神鑑定の結果は正常で、一切の弁護を拒んでいたのだ。

「彫刻家」とあだ名されるこのオリーヴについての本を書くために、
フリーライターのロズは、服役中のオリーヴと面会する。
そしてそのインタビューを通して
オリーヴが本当に殺人者なのかという疑問を抱きはじめる……。

初めて読んだウォルターズの作品がこれでした。
20世紀の内に読んだ作品ですね。
当時はほとんどイギリスのミステリを読んでいなかったので
もしかしたら、
意識してなかったけど私的初イギリス(女流)ミステリだったのかも。
と思ったけど、
シーリア・フレムリンとかジル・マゴーンとかセイヤーズとか、
いままでここで紹介してきた作家で20世紀中から好きだった作家いるなぁ。

この作品は、まずオリーヴのその醜悪な容姿と、
フリーライターのロズの不安定な心理描写が印象に残ってます。


ミネット・ウォルターズ「氷の家」
創元推理文庫

18世紀に小丘を模してつくられた氷室から
正体不明の死体が発見される。
それは何者かに食い荒らされた無残なものだった。
氷室のあるストリーチ邸は十年前に当主が失踪し、
現在は三人の女性が住んでいる。
村人から魔女と呼ばれ、犯人に疑われている彼女たちが、
この殺人事件の真犯人なのだろうか……。

これは、もうすっごく!面白かった。
ウォルターズは、以前に一冊読んでるんですが、
その後はまったくノーマークでした。
うーん、なんで今まで読んでなかったんだろう、
というぐらいの面白さでした。

三人の女たちの魅力的な事!
マクロクリン刑事がボロボロ壊されて再構築されてくところも良かったな。
(2001年1月18日)


ミネット・ウォルターズ「鉄の枷」
東京創元社

中世の拘束具、
鉄製の轡(くつわ)をはめたまま浴槽の中で死んでいた老女。
けしてみんなから愛されていたとは言えなかった彼女の死は自殺?他殺?

面白かった……。
いわゆる「本格ミステリ」とか言うやつは、
「どうやって犯行を行ったか」「誰が犯人なのか」
に重きを置いているのが多い気がするけど、
やっぱり私は「なぜ犯行は行われなければならなかったのか?」
っていうドラマと
残された人々の心理が描かれたミステリーが好きなんです。
ウォルターズの作品はそういう意味ですごく好きですね。
(2001年1月31日)
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