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アントニイ・バークリー「試行錯誤」



アントニイ・バークリー「試行錯誤」
創元推理文庫

動脈瘤であと数ヶ月の命だと医者に告げられたトッドハンター氏は、
残された人生,
いかに社会に対して有意義に使ったらいいかを考え始めます。
それまでの人生は、
ハッキリ言って全く社会的ではなく、
女性を愛し家庭を築くこともなかったし、
遺産があったので仕事につく必要もなかったんですよね。
でも死を目前にしてそう言う気持に到った彼は、
友人達を招いて、自分の事ではなく仮定の話として相談したところ、
彼らの答えは、
社会的個人的に有害な人物を抹殺するというものだったのでした。
そして、
トッドハンター氏は密かに該当する人物をリサーチしはじめ、
まんまと計画を実行したのですが……。

この作品には我等がシェリンガム君は登場しません。
その代り、
「毒入りチョコレート事件」で
そのキュートなおどおどぶりを発揮してくれた
アンブローズ・チタウィック氏が登場します。
相変わらずキュートです。
チタウィック氏を楽しむ為にも、
ここは「毒入りチョコレート~」から
先に読まれたほうがいいかもしれませんね。

それにしても、
すっごく突拍子もない変った味のミステリーでした。
だって、
実に愛らしい主人公の犯行の実現を、
そして逮捕を彼の為に願いながら読まされてしまうんですよ。

いや~、めちゃめちゃ楽しかったです。
500ページを少し越えるかなりの長編ですが、
全然長さを感じさせない面白さでした。

そうそう、チタウィック氏がこれまた可愛くて……。
用事があってある女優の楽屋に訪れたとき、
「たいへんな放蕩者になったような気分を」
味わっちゃったりしてるの。
なんて泣かせる……。
(2002年7月12日)
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