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アントニイ・バークリー「地下室の殺人」



今日からしばらくは
アントニイ・バークリーの感想をアップしていきます。
ところで、今は無き(気が付いたら、本当になかった)サイトでも、
アントニイ・バークリーの特別ページを作っていたぐらい
好きな作家。

ということで、
初回は、そのサイトで使っていた紹介文も
混ぜてアップしておきます。

アントニイ・バークリーは、
イギリスの本格黄金時代を代表する作家の一人。
フランシス・アイルズ、A・B・コックス、
A・モンマス・プラッツなどの別名義でも作品を出してます。
って、A・モンマス・プラッツ…?
と思ったら、
以前感想をアップした「シシリーは消えた」
プラッツ名義で出されたものでした。
日本では完全にバークリー名義で出版されてます。

バークリーのミステリ長編の第一作目は「レイトン・コートの謎」。
「?」名義での発表だったとか。
さて、その作品でデビューしたのが、
愛すべき素人探偵ロジャー・シェリンガム。
彼の職業は大衆小説家。
医者の息子として生まれ、オックスフォード大学に進み、
第二次世界大戦に従軍したのち、
ほんのはずみで書いた小説が一躍ベストセラーに、という方です。
推理小説を書くことはないけど、犯罪学を研究するのが趣味です。

シェリンガムの魅力は、
主役の探偵なのに、ぜんぜんかっこよくないところ。
思い込みが激しいし、ちょっと尊大な態度で鼻に付くこともしばしば。
趣味の犯罪学の知識を鼻にかけたり。
作者バークリーによると、
昔の実際の知り合いの無礼な人間をモデルにしたのだとか。
でも、
シェリンガムの活躍する作品を一冊、二冊と読んだ方なら
お分かりになると思いますが、
そんな困った素人探偵さんなのに、
なんだかとても憎めないおちゃめさんに見えてくるんです。




アントニイ・バークリー「地下室の殺人」
国書刊行会

ある新婚夫婦が、
新しく引越してきた家の地下室で女性の死体を発見する
という出だしが、まず良かったわ。
わかりやすくて。
で、この被害者は誰だってとこから、
ある学校内でのいざこざの話になって、
そこでの人間関係がまた中途半端にドロドロしてるとこがよいです。
重くないので読んでて楽しかったですねぇ。
登場人物がイキイキしてて、殺人事件だってのに悲壮感がなくて。

バークリーってもっと読んでみたいなって思わせてくれました。
(2001年9月17日)




私にとって、この作品が初バークリーとなりました。
まだ当時はシェリンガムに対して、
全く何の思いいれも持ってない(初読みだから当然ですが)のが
この感想からも伺われますねぇ。
今思うと、モーズビー警部やシェリンガムについて、
もっと書けそうって思うんだけど……。
というか、この作品はシェリンガムものの7作目。
いきなり7作目からかよって感じですが、
「バークリーだから」って探して読んだわけではないので、
そんなもんでしょう。
しかも、シリーズもののけっこう冊数が出た後の作品から読んだのに、
それが気になったりはしてなかったみたいなんで、
どこから読んでも楽しいってことでしょうか。
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 2015_08_25


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