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バーバラ・ヴァイン「運命の倒置法」


バーバラ・ヴァイン「運命の倒置法」
角川文庫

文庫で450ページほどもある結構な分量の長編。
言わずもがななことではありますが、
作者バーバラ・ヴァインは
イギリスの代表的なミステリー作家ルース・レンデルの別名義。

とあるカントリー・ハウスで、
愛犬を敷地内の動物用墓地に埋葬しようとしていた夫婦が、
土の中から若い女性と赤ん坊の白骨死体を掘り出してしまいます。
これが物語の最初のシーン。
そして場面はかわって、
そのカントリー・ハウスの元の所有者アダムと彼のかつての仲間たちへ。

カントリー・ハウスの元の所有者であったアダムは、
父親から白骨死体発見の知らせを聞いて恐れ戦きます。
それは10年前の消しがたい忌まわしい記憶へと彼を導いていくのでした。
アダム、アダムの友人であの時一緒だったルーファス、シヴァ。
過去と現在が交錯しながら物語は進んでいきます。
もし大叔父からあの家を相続しなければ、
もしあの時、もし……。

うう~ん、読み応えのある作品でした。
色々と感想はあるんですが、
どれをとってもネタバレになりそうなので書けません。
ラストは、いろんな意味でしてやられた感がありましたね。

そうそう、作中、とある指輪をめぐるジョークが「指輪物語」ネタだったこと、
これがある意味タイムリーだったので印象に残っちゃいました。
アリス、ナルニア、指輪物語など、
結構イギリスファンタジーがごく当たり前のように語られてるんですよね。
欧米の小説の中って。
(2002年2月21日)




この感想で「指輪物語」がタイムリーと言ってますが、
映画「ロード・オブ・ザ・リング」の日本公開直前だからです。
という注を入れつつ、
もう一作、おまけ程度の感想も一緒に転載しておきます。




バーバラ・ヴァイン「ステラの財産」
ハヤカワポケット・ミステリ

面白かった~~。味わい深いミステリーだわ~~。
ジジイの暗い過去の話ってどこか言い訳めいてて好きじゃないんだけど、
何故か婆さんの陰惨な過去が語られる話は決然としてて、
聞かされる(読まされる)方もなんか芳醇な気持ちがする、
ような気がするなぁ。
(2001年3月27日)
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