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ルース・レンデル「悪意の傷跡」「マンダリンの囁き」



ルース・レンデル「悪意の傷跡」
ハヤカワ・ポケミス

いいかげんな順番で読み進めているウェクスフォードシリーズ。
あれやこれをすっとばして、とうとう最新作(?)まで辿りついてしまいました。
大好きなバーデン警部もいっぱい登場するので嬉しかったですね。

キングズマーカムの町で、
二人の少女が相次いで誘拐されるという事件が起こります。
少女はそれぞれ16歳と18歳。
奇妙なことにどちらも何事も無かったように家族の元へ帰ってきましたが、
その間の出来事を二人とも頑として口にしようとしないのです。
少女たちに翻弄されながら、
キングズマーカムでまたまた事件が起こります。
今度は三歳の幼い少女が、
夜中自宅のベッドから連れ去られてしまったのです。
奇しくも、
かつて幼い少年に性的悪戯をして有罪になった老人が
服役を終えて町に帰ってきたときでした。
新聞の煽りたてるような記事も手伝って
キングズマーカムの町は騒然となり……。

あー、面白かったです。
今回はドメスティック・バイオレンス、
特に夫から妻への暴力という日本でも言われるようになって久しい社会問題が
大きく絡んだ作品になっています。
ウェクスフォードの長女シルヴィアは、
ソーシャルワーカーとして彼女達と直接向き合う仕事。
なので今回は、
このシルヴィアがかなり大きな鍵的存在として登場してました。

なんか色々切ない作品でした。
 …こういう作品も勿論好きなんですが、
初期のような事件そのものだけを追いかけるという作品も読みたい気がしました。
(2003年4月2日)



ルース・レンデル「マンダリンの囁き」
ハヤカワ・ポケミス

いきなりウェクスフォードが中国へ旅行に行っててちょっとびっくり。
しかも、あまり感じのいい旅ではないみたい。
事件がらみだから仕方ないかもしれないけど、
ウェクスフォードがちょっと中国人ガイドを見下しすぎなのが
しょっぱなから嫌でしたね。

ぼやき続けの上に
謎の纏足の老女の幻に悩まされたりの中国旅行から帰ってきたウェクスフォード。
ソーイングベリの小さな町から1マイルほど離れた家で、
一人の女性の射殺死体が発見されます。
なんと彼女と彼女の夫は、
ウェクスフォードと中国で一緒になった旅行者だったのです。

うーん、なんともぬるい進行にうう……という感じでした。
人物描写もいまいち他の作品と比べて切れがないようなきがしました。
(2003年5月6日)




さて、これでルース・レンデルはおしまい。
と、言いたいところなんですが、あと1回。
レンデルの別名義バーバラ・ヴァインの作品の感想を転載して、
次の作家に移ります。
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 2015_08_09


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