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ルース・レンデル「わが目の悪魔」「引き攣る肉」



ルース・レンデル「わが目の悪魔」
角川文庫

異常心理もののミステリー、と言えばいいのかな?

判でおしたような毎日を送る孤独な、
他人に批判的な老人アーサー・ジョンソン。
彼は安フラットに20年も住み続け、
彼なりの平穏な日々を過していたが、
ある時フラットにアントニー・ジョンソンという若者が
新たに入居してきたことから彼の生活は次第に変化していく。
発端となったのは、
A・ジョンソンという宛名のアントニー宛の手紙を
アーサーが間違って開封してしまった事だった。
アーサー・ジョンソンは誤解と妄想から、
彼の隠された狂気を次第に膨らませて行き……。

面白く読みました。ラストのひねりも良かったっすねぇ。
あー、そういうことかぁって。

若くて健康的なアントニーと
年老いた狂気の人アーサーの対比がきっちりつけてあって、
展開のテンポのよさといい、
読みやすい感じがしました。
これは私だけの感覚なのかもしれませんが、
特定の登場人物に対して肩入れ出来る様に書かれてないところが、
なんだかレンデルだな~って感じ。(言うほど読んでない)
物語の中のポイントとなるアントニーの恋も全然肩入れできないしね。
(2001年8月4日)


ルース・レンデル「引き攣る肉」
角川文庫

ひえ~~、一体このタイトルは…
とイキナリ引きまくるすごいセンスのタイトル。

しかし内容は面白かったです。

14年前、
女を襲って追われる途中で刑事を撃ってしまったヴィクター。
刑期を終えて出所した彼が気にかかっていたのは
彼のあるものへの恐怖症と
14年前に彼が撃ってしまった刑事のことだった。
フリートウッドという名のその刑事は半身不随となってしまったが、
クレアという美しい恋人と幸せに暮らしていた。
恐るべき運命の糸によって彼等と出会い、
危うい友好関係を結ぶヴィクターだが、
それはやがて破局へと転落して行く。

生々しいヴィクターの視点による物語進行。
何でこうなっちゃうのかなって感じで、
全然いっちゃった犯罪者による異常心理ものという感じでは無いんですよね。

ラストで、
タイトルの意味が明らかになるんだけど、
何だかちょっと物悲しい感じがしますね。
(2001年10月19日)
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