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トリイ・ヘイデン「幽霊のような子」「檻のなかの子」



トリイ・ヘイデン「幽霊のような子」
早川書房

ヘイデンの作品は今まで3作読んだけど、これもノンフィクションものです。
でも、異色作だよね。うーん。

教師募集の広告を見て、
半ば衝動的に私立のクリニックを辞めて、
田舎の小学校の情緒障害児のクラスを受け持つ事になったトリイ。
そこで彼女を待ちうけていたのは、四人の子ども達でした。
中でも8才の選択性無言症の少女ジェイディは誰よりも不可解な少女なのでした。
体をほとんど二つに折り曲げて上目づかいに見上げる姿。
少しづつトリイに心を開いていくジェイディですが、
その口からポツリポツリと語られる話の内容にトリイはうろたえます。
それは陰惨な性的虐待であり、悪魔崇拝の集団なのでした。
すべてはこの情緒不安定な少女の妄想なのか、それとも……。

いや~、めっちゃ怖くてハラハラしました。
今回は「よその子」みたいに泣くってとこは無かったけど、
作中のトリイと共に鳥肌立てっぱなし。
(2001年9月9日)

トリイ・ヘイデン「檻のなかの子」
早川書房

8年間誰とも口をきかず、
ずっと児童養護施設の机の下でおびえている15歳の少年ケヴィン。
ひとたび恐怖心が爆発すると180cmの大きな体で猛獣の様に暴れまわり、
他人も自分も傷つけてしまいます。

これまでの幼い子供と違うケヴィンに恐怖を感じつつも
セラピストとしてケヴィンに辛抱強く言葉を発するよう努力するトリイに、
少年も少しづつ心を開いて行きますが……。

相変わらず必ずどこかで泣かされてしまうトリイレポート。
ケヴィンとの格闘と同時進行して、
チャリティという少女との交流が描かれてますが、
このチャリティがまた切ない表情を見せてくれるんですよ。

ケヴィンの心の底に隠された憎悪の源については、
ホントに凄過ぎるの一言に尽きますね。
彼が生き延びてトリイに出会う事が出来たこと自体が
奇跡のように凄いと感じてしまいました。
(2001年11月15日)




上記の感想に「今まで3作読んだ」とありますが、
「シーラという子」
「タイガーと呼ばれた子」
「よその子」
です。感想が残ってないんですが、
私の記憶では「よその子」がめっちゃ切なくてかなり泣けた覚えがあります。
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 2015_06_15


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