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ジャン=クリストフ・リュファン「ブラジルの赤」


ジャン=クリストフ・リュファン「ブラジルの赤」
早川書房

本書の帯にはでかでかと
「全仏ベストセラー第1位 ゴングール賞受賞作」の文字。
その下にはやや小さく
「16世紀中頃。騎士、修道士、孤児を乗せ、
3艘の船が新世界ブラジルへ旅立った。
冒険、陰謀、愛が織りなす一大歴史小説」
という文章。
うーん、これはそそるじゃないですか。

そう、ルネッサンス期の16世紀中頃。
食人の風習を持つというインディアンがいるという未開の地ブラジルを
フランスの植民地にしようと3艘の船がフランスの港を出発します。
そこには、
インディアンとの通訳に育て上げる予定の
二人の兄弟が乗せられています。
13歳にしては大柄な兄ジュストと11歳の弟コラン。
彼らは実は叔母の策略によって
行方不明の父を探し出す冒険に出られる
と騙されて乗せられた孤児だったのでした。
実は弟コランと名乗る少年はコロンブという女の子で、
二人の年も15歳と13歳なのでした。

数ヶ月の苦しい船旅の末リオに到着した彼らでしたが、
そこは海岸からすぐにジャングルが続き、
そのジャングルには食人の風習がある裸のインディアンたちが居る
という想像以上の未開地だったのでした。
彼らは対岸の島に陣取り、砦を作って腰を据えます。
が、
本当の戦いは白人対インディアンでも、
フランス対ポルトガルでもなく、
彼らの内部での宗教対立だったのでした。

愛し合い、互いを気にかけつつも、
ジュストとコロンブもまた、考え方の違いから、
立場を少しずつ異にしていくのでした……。

ってな感じのストーリー。
うーん、確かに波乱万丈の冒険と陰謀の歴史小説。
ちなみにこれは実際の出来事を小説にしたものなんだそうです。
が、ベストセラー第一位!と言うほど面白かったかと言うと、
いや~、そこまでははまれなかった……
というのが正直なところ。
面白いは面白いけど、私が想像してた面白さとは違うんですよね。
もっともっと豪快に波乱万丈な、
デュマっぽい冒険小説を想像してたんです。
でも、ちょっと違ったかな~という感じ。

あ、でも期待とは方向は違いましたが、
これはこれで充分楽しい小説ではありました。
(2003年1月19日)
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