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ジョー・R・ランズデール「ダークライン」


ジョー・R・ランズデール「ダークライン」
早川書房

1958年夏、
テキサスの田舎デューモントに引っ越して
ドライブイン・シアターの経営をはじめたミッチェル家。
13歳のスタンリー・ジュニア・ミッチェルはある日、
家の裏で愛犬と遊んでいるときに、
地面に埋められた一束の手紙と日記を発見します。
16歳の姉と共に見たそれらの書簡は少女の恋の記録でした。

家の裏の森には、火事で焼け落ちた屋敷の跡。
好奇心から調べ出したスタンリーは、
同じ夜に別々の所で死んだ二人の少女の事件を知り……。

わ~、すっごく良かったです。
いきなりドライブイン・シアターと書いてあるので、
げげっ「モンスター・ドライヴイン」?と思ったり、
南部で殺人事件で少年ということで「ボトムズ」?
とか思ったりもしましたが、
いや~
これはランズデールによる南部版「たんぽぽのお酒」だったかもしれません。

特別な夏、最高の夏、最悪の夏。
ミッチェル家の人々がみんな素敵なんですよね~。
イキのいいママ、
頼れるパパスタンリー・シニア、
キュートで元気なお姉ちゃん。
そして、家族同然となる素敵な黒人のメイドロージィ・メイと、
アル中気味だけど不思議な説得力のある黒人の映写技師バスター。
もちろん主人公のスタンリー・ジュニア(通称スタン)も
めちゃ可愛いんです。
つい最近サンタクロースがいないことを知って
ショックを受けたという少年で、
セックスと言われても
なんとなく5と7の間の数字を思い浮かべる程度。
この夏、過去の事件の謎を追ううちに、
スタンは様々な体験をして、様々なことを知って大人になるんですね。

黒人や貧乏白人に対する差別、
日常的な家庭内暴力などが描かれていますが、
重たくないのは、
やっぱりスタンという純粋な少年の目を通して描かれるからなんでしょうね。
そして、ラストが切なくて……。
良かったです。
(2003年4月4日)
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 2015_05_15


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