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スティーヴン・ミルハウザー「バーナム博物館」



スティーヴン・ミルハウザー「バーナム博物館」
福武書店

この短編集には、10篇の作品が収められてます。
中でも一番好きだったのが
表題作でもある「バーナム博物館」
特にこれといったストーリーがあるわけでもないのに、
「バーナム博物館」についてのあれこれを描写して
これだけ読者を魅了するってすごいことですよ。

もう1篇、
最初の作品「シンドバッド第八の航海」も魅力的な作品でした。
お馴染み千夜一夜物語の中でも
独立して紹介される事の多いシンドバッドの冒険について、
主要な英訳三つについての考察を交えつつ
シンドバッドの幻想的な冒険と、
語り手としてのシンドバッドの姿が描かれてるんですが、
これが全篇を通してエキゾチックな幻想性を漂わせてて
素敵なんですよね。
文学史的な考察なんかが混じると
途端に現実に引き戻されそうなものなのに、
これが全く違和感なく展開されてるの。
うまいよなぁ。

残念ながらいくつかの実験的作品の中には、
元ネタを知らないと面白さがいまいち伝わらないものとかもあって、
その辺りは自国ではOKだとしても
日本ではなかなか一般の人にはつらいものがあるかも……。

でも私としてはこの2篇だけでも、
わーい♪大好き~~♪
と大声で言っちゃっていいかもという感じでしたね。
(2001年10月22日)
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