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マイケル・シェイボン「悩める狼男たち」



マイケル・シェイボン「悩める狼男たち」
早川書房

これはこの間読んだ「カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険」の作者の短編集。
長編の上手い人が短編でもいけるかというと、
実際そうでもない場合もありますが、
マイケル・シェイボンはホント上手い作家だと思いました。
とてもよかったです。

なんて表現したら良いのかなぁ。
主人公にとって居心地の悪い緊張感が全編に共通してて、
ラストですとんと落される、
この感じがとても上手いの。
ホロッとさせられたり、
「ああ!」って思わされたり
「ああ……」と思わされたり。

最初の作品であり表題作の「悩める狼男たち」は
ポールとティモシー・ストークスという少年の物語。
まずこの作品でやられちゃいましたね。
みんなのわくわくに嵌りきれない、
かといって何かひとつ光るものがあるわけでもないポールと
一緒になって非常に居心地悪い気持を味わえました。
ラスト、
知らない少年達を乗せた黄色いバスにのって
ティモシー・ストークスが出て行くところ、
なんとも言えない味わいでした。

最後の作品「暗黒製造工場で」だけはちょっと毛色の違う作品。
ホラー小品なんです。
これは長編「ワンダー・ボーイズ」の中に出てくる
ホラー作家の作品という設定。
最後よりも何よりも、
怪しげな製造工場って存在自体が怖かったですね。

ああ、これは「ワンダー・ボーイズ」も
探して読まなければならないみたい。
(2002年4月22日)
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 2015_04_25


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