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マイケル・シェイボン「カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険」


マイケル・シェイボン「カヴァリエ&クレイの驚くべき冒険」
早川書房

ピュリッツァー賞を受賞した作品だそうです。
ピュリッツァー賞って、
ずっとノンフィクション作品に与えられる賞だと思ってたので、
何だかノンフィクション以外の受賞作って不思議な感じがしますね。
この作品はもちろんフィクションの小説。

ナチスの影が指すプラハから
アメリカの親戚の元へとやってきたジョ-・カヴァリエと、
アメリカに暮らす彼のいとこサム・クレイ(サミー)は、
ス-パ-マンの登場で黄金期を迎えたコミック業界で
名をあげようと野心を抱き、
ジョーがプラハで会得した
脱出マジックをヒントにした「エスケーピスト」
なるヒーローキャラクターを生み出します。
ドイツ人の独裁者から世界を救うスーパーヒーローは、
瞬く間にアメリカ中を席巻し、
二人は頂点を極めます。
性格も生い立ちも嗜好も全く違いますが、
強い友情に結ばれたジョーとサミー。
しかし、
さまざまな出来事の中で運命は二人に別々の道を歩ませるのでした。

すごく面白かったです。
アメコミって、
それこそスーパーマンとかワンダーウーマン、
スパイダーマン、キャプテン・アメリカとかって
キャラクターは知ってるけど、
それ以外のことはほとんど知らなかったんですが、
この作品の中で色々な裏話的なエピソードが聞けて、
それもまた面白かったですね。
バットマンとロビンの関係って、
日本でもよく揶揄されるじゃないですか。
実際そういうところを突いて
コミックが叩かれた(しかも政治家によって)なんて、
びっくりでした。

恋、友情、サクセス、家族愛、戦争、偏見。
さまざまな事をてんこもりにして、
それを鮮やかに二人の青年の物語にしたててあるところも見事でした。
痛快で、鮮やかで、
ほろ苦いハッピーエンドで……。
わ~、こういう作品好きです。
(2002年4月4日)
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 2015_04_23


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