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シーリア・フレムリン1


わたし調べマイナー度第六位の
シーリア・フレムリンです。

わたしが感想を書いたのは、
「夜明け前の時」
「泣き声は聞こえない」
「死ぬためのエチケット」
の三冊なんですが、
他に
「溺愛」という本が論創社から出てたみたいです。

今日転載した二作は、どちらも2001年以前に読了したものを、
その後サイトに感想を載せるために再読して感想を書いたもの。
読了日が書いてないのは、そのためだと思われます。








シーリア・フレムリン
「夜明け前の時」 創元推理文庫

これ、随分前に読んだ作品です。
シーリア・フレムリンというと
なんともいえない嫌な感じの漂う心理的なミステリー。
でもその分、読後の印象はかなりつよ~~く残ってしまうところが……。
これもまた魅力の一つでしょうか。

その日までルイーズは平和な毎日を送っていた。やさしい夫、まだ反抗期に手の届かない上の娘たち、そして、夜泣きの虫を発揮してはルイーズをあたふたさせる生後七カ月の息子。だが、あの謎の間借人が現れた日を境に、すべては一変した…。

「夜明け前の時」のあらすじはこんな感じの物語です。

ヒロインのルイーズが
毎晩の赤ん坊の夜泣きに悩まされ
半ばノイローゼ状態になってるところがとにかくミソなんですよね。
外出してる筈の間借人ブランドンが
本当は家の中でじっと息を潜めているように感じたりと、
ノイローゼからくる錯覚なの???
というちょっとした疑惑が
どんどんルイーズの中で膨らんでくるんですよ。
もうめっちゃ不安なんだけど、誰にも相談できない感じなの。

ある夜、
夜泣きの酷さに深夜赤ん坊を連れて外に出たルイーズが
偶然見つけた公園のベンチでうたた寝をしてしまった後、
気がつくと乳母車にいる筈の赤ん坊がいなくなってる!
慌てて警察に駆け込んだルイーズなんだけど、
赤ん坊は実は自宅のベッドで眠っているということを知らされます。
ルイーズの妄想?
それとも……
っていう、
日常の暮しがどんどん足元から崩れて行くような恐怖が
ホントにリアルなの。


「泣き声は聞こえない」創元推理文庫

春までは普通の15歳の少女だったミランダ。
しかしたった一度のあやまちで彼女は妊娠してしまう。
クラスメートに赤ちゃんを産むと宣言したものの、
母親の説得によって堕胎することになったミランダは、
退院の日に家出してしまった。

「15歳で妊娠し出産する」
という特別な存在でなくなってしまうことの複雑な思い。
ミランダはお腹に椅子のクッションを入れて、
ふくらんだお腹をマタニティウェアに包んで安堵します。

見知らぬ土地でミランダは
自由を愛する若者たちのコミューンに入り込みます。
彼らはお腹の大きいミランダを大切に扱い、
彼女の妊娠を疑いません。
ただ一人を除いては……。

少しずつ追い詰められていくミランダ。
彼女の決意とは……。
というこの辺りが
とても緊張感のあるサスペンスに仕上ってるんですよね。
二重にしかけられた作者の罠があざやかでした。




ミランダってバカ少女だなぁと思いつつ、
ヒリヒリするような焦燥感についつい引きこまれた記憶があります。
この二冊、多分わたしが最初に読んだのは
二十世紀中のことだったと思いますが、
それがいつのことだったか…。
やっぱり何かにメモしてないと覚えてないものですねぇ。

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 2014_09_13


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