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ロバート・R・マキャモン「魔女は夜ささやく」


ロバート・R・マキャモン「魔女は夜ささやく」
文藝春秋

10年ぶりのマキャモンの新作、
期待に違わず面白かったです~。
どきどきしたですよ、全く。

十七世紀末、開拓時代のアメリカを舞台にした作品で、
最初はおどろいたんですけど、
やっぱりマキャモンの味わいがあって、
ぐぐっと惹きつけられますね。
ホラーではありませんが、
呪術的な濃厚な雰囲気もばっちり漂ってるんですよ。

主人公は判事の書記を勤めている青年マシュー。
孤児院からマシューを書記見習いとして引き取ってくれて、
マシューの上司兼後見人でもあるウッドワードと共に、
ファウント・ロイヤルという町へと向っています。
そこで、魔女とされる女性を裁く裁判があるのです。
二人の前任者が共に
何故かその入植地へ辿りつかないまま消息を絶ってしまっています。

道中、
殺人鬼の営む旅籠から
命からがら逃げ延びた二人を待っていたファウント・ロイヤルは、
悪魔におびえた人々が逃げ出し始め、
まさにゴーストタウン一歩手前のような状態。
町の創設者であるビドウェルをはじめとした人々は、
判事に、
捉えている魔女を即刻火焙りにしてくれとねじ込みますが、
何事にも公正であるウッドワード判事は、
とにかく町の人たちの証言をとり、正しく裁判をすると宣言します。

魔女とされた女は本当に魔女なのか?
好奇心旺盛で、先入観のないマシューの目からは、
町の人々の方がそれぞれに何か隠し事があるように見えますが……。

小さい町ながら、結構登場人物の数があって、
えと、誰だっけ……なんてなりそうですが、
人物描写が丁寧なので、
すぐにそれぞれの顔かたちまで想像されるようになってしまいました。

もう、すごく面白かったですね。
十重二十重に張り巡らされた謎の緩急もいいリズムでした。
(2003年10月24日)
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