スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ロバート・R・マキャモン「ミステリー・ウォーク」「少年時代」



ロバート・R・マキャモン「ミステリー・ウォーク」
創元推理文庫

ビリー・クリークモアが母から受け継いだものは、
死者の魂を鎮める力。
死の前兆の黒いオーラを見、
幽霊を見ることが出来る能力のために、
彼らは人々から恐れの混じった冷ややかな目を向けられる。

ある時伝道師ファルコナーが
治癒の奇蹟の力を持つ息子ウェインを連れて町にやってきた。
その伝道集会の場で、
ビリーは恐ろしいものを目にしてしまうのだ。

邪悪な伝道師ファルコナーの迫害に苦しめられるクリークモア家。
じっとそれに耐える母にはある秘密があったのだった。

善と悪の対決、
みたいな図式もいいんだけど、
それ以上にビリーとウェインという二人の少年の
それぞれの力による苦悩が
読んでいてとても切なくてよかったですね。


ロバート・R・マキャモン「少年時代」
文春文庫

1964年、
アメリカ南部の小さな町ゼファーを舞台にした物語。

12歳の少年コーリー・マッケンソンは、
春のある朝、牛乳配達をしていた父と共に、
一台のトラックが湖に転落するのを目撃した。
運転手を助けようと湖に飛び込んだ父は、
そこに明らかに他殺されたとわかる死体を見た。
被害者の身元はわからないままだったが、
殺人があったという事実は残った。
そして、
父は死者の悪夢にうなされるようになってしまった。

殺人事件、
この実体はないけれども恐ろしい影。
しかし12歳の少年にとって
ゼファーは不思議と魔法に満ちた
素晴しい世界であることに変わりはないのだ。
コーリーの目は、
洪水の夜に川の中から現われた怪物を、
隕石にのってやって来たインベーダーを、
見世物小屋から逃げ出した太古の恐竜を捉える。
ガキ大将との喧嘩やキャンプ、
さまざまな日常のわくわくするような出来事や、
人との出会い、そして初恋。
愛犬の死や父の失業。
そして、
事件から一年が経とうとする頃、
ひょんなことから、
コーリー再びあの事件へと引き戻されることになるのだった。

日常の中から不意に飛び出す超自然。
瑞々しい少年の一年を描いた作品です。
古き良き時代、
なんていってしまうのは淋しすぎるかな。
自転車が体の一部で世界は魔法に満ちていた、
今現在も少年少女がそうであって欲しいんだけど。

スポンサーサイト

 2015_04_18


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


06  « 2017_07 »  08

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。