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亜浪「石楠」  碧梧桐句集 その2



 八 亜浪「石楠」(大正三年~五年)
碧梧桐句集 その2

大正五年に大須賀乙字が編纂した「碧梧桐句集」にある、
二つ目のエピソード。
それはこの句集の凡例の最後に書かれている
一、本集編纂には原石鼎君の助力を得たり深く同君に謝す
という文。
原石鼎は
大正二年の俳句界は二人の新人を得たり。曰く普羅、曰く石鼎
と並び賞された「ホトトギス」の俳人で、
色々と転々としてたんですが
大正四年に再び上京して、
この頃は「ホトトギス」で働いてました。
ホトトギスの課題選者にも抜擢されているという、
指導的立場の人なんですが、
「ホトトギス」で働いてるって言っても、
どうやら使いっ走りのようなことをして暮らしていたらしいです。
街かげにわれも掛乞の一人なる 石鼎
これは大正五年の石鼎の句。
「ホトトギスにて売れる小鼓といふ酒の集金に」
という前書があります。
大正四年から西山泊雲の酒造で作られた酒に
虚子が「小鼓」と命名したものをホトトギスで販売してて、
石鼎はこの酒を注文先に届けたり、
掛け取りをしたりしていたのだとか。
で、
「小鼓」の客の一人が実は乙字で、
何度も配達に来ているうちに、
石鼎の苦しい生活状況などを聞いてたみたい。
それで「碧梧桐句集」の清記の手伝いを石鼎に頼んで、
出版社からの稿料を石鼎に与えたんだとか。

考えてみると、乙字と「ホトトギス」というのも、
なんだか不思議な関係なんですよね。
なんども虚子攻撃の論を張って、
「ホトトギス」に載ってる彼らの句をくさして、
それでいて不思議と乙字とホトトギスは完全に断絶してないという。
次回、乙字の新しい職場となる東京音楽学校のことを書こうと思うんですが、
虚子と乙字の話などもそこで書けるんじゃないかと思ってます。
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 2015_03_17


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