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亜浪「石楠」  村上鬼城 その1


八 亜浪「石楠」(大正三年~五年)
 村上鬼城 その1

大正四年八月から、大須賀乙字は東北周遊の旅に出てます。
前前回、大正四年の乙字の俳句をやったときに、
紹介した
高鳥の巖めぐり澄ます空の秋 乙字
の句で、書いた旅です。
まず茨城の亡妻の実家に立ち寄り、
仙台で画家の細木原静岐と落ち合い、
相沢暁村の待つ十和田へ行きます。
数日十和田周辺に遊んだのち、暁村と別れて男鹿半島へ。
それで、
そこから再び茨城の亡妻の墓へ詣でた時には
もう旅の始まりから二十日以上経ってるわけです。
鶏頭の丈け見ても旅長かりし 乙字
「二十二日帰湊、舟を上りて墓参」の前書のある句です。

同年の十月、
「ホトトギス雑詠集」が刊行されます。
これは、
大正元年に「ホトトギス」が雑詠欄を復活させて以来の選集となります。
翌月、乙字は読売新聞でその業績を率直に認める評を書いてます。
そこで佳句として挙げた十三句の内、
高浜虚子、飯田蛇笏、渡辺水巴、前田普羅、原石鼎が
それぞれ一句だったのに対して、
村上鬼城の句は六句。
一見客観的状態を精しく叙したままのようで、作者その人の悲哀が目にしみて訴える。『ホトトギス』は作者鬼城氏あって、初めて重きを成すといってよかろう
とまで書いての大激賞なわけです。
のちに、乙字は鬼城の句集を編纂して、
そこに序文を書いてますが、
もうこの段階ですっかり鬼城俳句を高く評価してることが
伺われます。
また、これをきっかけにして、
乙字と鬼城は手紙のやりとりをはじめたらしいです。
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 2015_03_09


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