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工藤吉生さんの短歌集

Category: 短歌のこと  


歌人(と呼んでいいのかな)の
工藤吉生さんから短歌集をいただいた。
正確に言えば、お願いして頂いた。
実は、
このブログからも、何気にリンクのある
「▼存在しない何かへの憧れ」というブログをやってらっしゃる人で、
わたしが
短歌おもしろそうだなぁと思ったきっかけになった人の一人。
もうちょっと詳しく正確に言えば、
そのきっかけは枡野浩一さん選の「ドラえもん短歌」で、
そこから、枡野さんの短歌入門系の本と
穂村弘さんの短歌入門系の本と
工藤さんのブログを読むようになって、
自分も作ってみたいなという気になったわけです。

で、
自分もいくらか短歌を詠むようになって、
自分なりに鑑賞もできるようになってきてるんじゃないかと
思っていた頃に、
この短歌集。
いりませんかといわれたら、
それは欲しい。

この短歌集には、
正誤表とおまけのプリントがついてて、
掲載された歌に対するコメントなどがびっしり書いてあって
圧巻。
でも、まずは、これをあまり見ないようにして、
自分なりに短歌集を読んでみました。
最初に感じたのは、
「これらの歌の主人公は作者なんだなぁ」
ってこと。
えーと、これは俳句では当たり前の事で、
たぶん、短歌でもそうなんだろうと思うんですが、
ネットで短歌スタートしたわたしにとっては
新鮮でかつ、なにか力強さを感じました。
やっぱり、軸はぶれない方がよくて、
一番自然なぶれない軸は、それを自分にすることですよね。
うーん、うまく表現できてないかも……。

32Pあるので、
とりあえず半分の16Pまでの中で
特にわたしが好きな歌をあげてみます。

学級会 トイレでズボンを脱がされた話にみんなで耳をすます午後
 うわ、なんかもう、そのクラスの一員にわたしがいるような、
そんな気がします。いたたまれない。

絵日記の中の家族が一列に並んで立って笑うのを見た
幸せな家族紹介のような絵日記で、
小学生の絵日記にはありがちな構図だろうと思うんだけど、
それに何かしら違和感を持って「見た」主人公。
うっすらと怖い感じが漂う歌だと思います。
もしかしたら、その違和感や怖い感じは、わたしの気持が投影されただけで、
ほんとうは、そういう意味合いではないのかも知れないけど。

アパートの扉に鍵をかけている女性をオレが電車から見た
これも「見た」歌。
たぶん、その女性は知らない人で、
これからも知り合うことのない人なんだと思う。
でも、電車の中から、鍵をかけてるところを見ちゃった。
ただ見ちゃっただけなのに、
そうとしか詠んでないのに、うっすらとただよう背徳感。

店長と喧嘩し辞めた織田さんのロッカー中の油性マジック
この歌も、なんか、
見ないほうがよかったモノを見ちゃった感で、
ちょっとぞわっとします。

あー、なんだか、ぞわ感のあるものばかり選んでしまったみたい。
そういう歌がわたしは好きなんだろうと思います。

そのうち、また感想の続きを書きます。
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 2015_03_08


Comments

感想ありがとうございます 

感想をお書きいただきありがとうございます。俳句の方からの視点、興味深く読ませていただきました。良い刺激になり、励みになります。作って良かったです。また来ます。
工藤吉生  URL   2015-03-08 19:54  

 

感想を読んでいただいて光栄です。
勝手な読みなので、作者の意図とはずれたものもあるかとは思いますが、
楽しく読ませていただいてます。
Sima  URL   2015-03-09 18:48  

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