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エレナー・エスティス「元気なモファットきょうだい」

Category: 児童文学のこと  


木曜は隔週で児童文学の紹介をしています。
今回は、
わたしの大好きな岩波少年文庫から
エレナー・エスティスの
「元気なモファットきょうだい」シリーズを。

舞台はアメリカ。
貧しいけれど暖かい4人のきょうだいと母親との暮らしを
いきいきと描いたシリーズです。
ある日突然、自分たちが暮らしているニューダラー通りの黄色い家に
「売り家」という看板が出されます。
大家さんが売りに出したのです。
もしも家が売れてしまえば、
モファット一家はそこを出て行かなければなりません。
という、
大問題が持ち上がるんですが、
それでも、子供たちには子供たちの暮らしがあって、
さまざまな問題や出来事がおこります。
おまわりさんを怖いと思ったり、お使いのお金をなくしてしまったり、
さまざまな、
でも、そんなに大事ではない出来事、ひとつひとつに大真面目で、
読んでいて楽しい物語。

よく、こういう古い外国の物語に対して、
現代の風俗と違いすぎる、テンポが遅い
だから、今の子供たちには好まれないだろうというような
意見があったりするけど、
どうなんでしょうね。
わたしが子供で、この本を初めて手に取ったとき、
もちろんその時代の日本の風俗と、ぜんぜん違うものだったし、
テレビアニメや漫画とは、違うテンポの
とてものんびりしたものであったのは変わらないけど、
それでもわたしはこの物語が好きになりました。
今でも、
こういう作品、
遠い時代の遠い国の、だけど同じ年頃の子供たちの日常を
楽しんで読める子供もいるんじゃないかなぁ。

さて、
このシリーズは、
「ジェーンはまんなかさん」
「すえっ子のルーファス」
それから、
時代を経て出版された
「モファット博物館」
で完結します。
「ジェーンはまんなかさん」
は、「一番上のシルビー」でも「長男のジョーイ」でも
もちろん、いつまでも赤ちゃん扱いの「末っ子のルーファス」でもなく、
ただの「ジェーン」。
きょうだいのまんなかのジェーン。
このジェーンを軸にした物語です。
「すえっ子のルーファス」
は、その末っ子を中心として描かれた作品。
第一次世界大戦中という時代背景が色濃く出ていて、
わたし的には、
いちばんジーンとしてしまうエピソードが多かったように思います。
「モファット博物館」
は、三作目から、ずいぶん時間がたってからのもの。
作中では、長女のシルビーがお嫁に行き、
16歳のジョーイが学校を辞めて働くことになります。
表題の「モファット博物館」というのは、
ジェーンのすばらしい計画の名前で、
モファット家の歴史や思い入れのあるものを展示しようというもの。
ジョーイもルーファスも、
大乗り気でさっそっく展示品を集めるんですが……。
ルーファスの展示品がすてきで、
思わずほほが緩んでしまいます。
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 2015_03_05


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