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パトリック・リンチ「感染者」



今月の金曜企画「痛・病」
最後はエンタメ系(?)

パトリック・リンチ「感染者」
飛鳥新社

ロサンゼルスの危険地帯で働く外科医マーカス・フォードは、
突然、自分の患者を次々に感染症で死なせてしまう
という事態に陥ってしまいます。
手術は成功し、
明かに回復の兆しを明らかに示していた患者達が、
突然容態が悪化、
どの抗生物質を投与しても全く効き目がなく、
ただただ菌に汚染され患部が腐敗していったのでした。
身に覚えのない院内感染が疑われ、
彼の病院は「疫病船」とマスコミにたたかれた揚げ句、
マーカスは休職にまで追い込まれます。
しかし実際は
耐性菌による死者がロサンゼルス中の病院で続発していたのでした。

ついに、
彼が男手1人で育てていた13歳の1人娘サニーまでもが耐性菌に侵され、
生死の間をさまよい始めます。
先日アメリカ健康学会主催の会議で、
抗生物質の乱用が耐性菌を次々に生み出していく
というスピーチをしたマーカスの自説が、
最悪の形で現実となったのでした。

スピード感のある展開、
医者同士、医療機関と製薬会社の軋轢、
製薬会社同士の新薬の特許争奪戦。
ううーん、面白かったです。

以前にバイオ・ミステリーの「キャリアーズ」を読んで
面白かった作家なので、
結構期待して読みましたが、
今回も当りでしたね。
作者パトリック・リンチって、
共作のペンネームなんだそうで、
どちらもイギリス人、
医療ジャーナリストとして長く活動してて、
ウィルスの研究に従事したこともあるんだとか。
そういう屋台骨がしっかりしてるからか、
この「感染者」も説得力がありましたね。
読後、医薬品の使用について色々考えてしまいましたね。
派手なストーリー展開ですが、
絵空事だとは思えないリアルな怖さがありました。
(2002年8月31日)




本文中でちらっと書いた「キャリアーズ」、
所謂バイオハザードもので、
私にとって初パトリック・リンチ作品でした。
ホリー・ベッカーは
前夫と共にスマトラ島に滞在している双子の娘を訪ねていく。
しかし、そこは死亡率100%の未知の出血熱の発生地だった……
ってな話でした。

医療系小説というと、
わたしの中では、
実はロビン・クックで、
これがまた結構高確率でブックオフの100円(税抜)で
売られてるんで読んでるんですが、
何故か一度も感想を書いたことが無いという。
たぶん、2001年から2005年の間に一度も読まなかったんでしょうね。
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 2015_02_27


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