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「猫が死体を連れてきた」「オオブタクサの呪い」



今日は、マクラウドのシャンディ教授シリーズを二作。

シャーロット・マクラウド「猫が死体を連れてきた」
創元推理文庫

下宿屋の女主人であり、
シャンディ夫妻の家の家政婦でもあるミセス・ローマックスは、
飼い猫のエドモンドが咥えて来たものを見てびっくり。
気難しい店子のアングレー教授のカツラだったのです。
本人が気付く前に返しておこうと
彼の部屋に入ったミセス・ローマックスは、
昨夜教授が帰っていなかったことに気付き、
漠然とした不安を抱きます。
彼女の懸念通り、
アングレー教授は死体となって、
彼が所属していた排他的なクラブである
バラクラヴァ・ソサエティのクラブハウスの裏庭で倒れていたのでした。

単純な事故死として処理されかけた時、
ミセス・ローマックスの鋭い観察眼はその不自然さを見抜き、
シャンディ教授を緊急に呼び出します。
その頃、バラクラヴァ農業大学の方でも、
スヴェンソン学長が州議会選挙の陰謀に巻き込まれる
という大事件が勃発していたのでした。

あれよあれよという間に立て続けに問題が起こって
いっきにごたつくシャンディ教授の身辺。
何の活動をしているのやら排他的なクラブ、
バラクラヴァ・ソサエティの嫌味なメンバーたちやら、
アングレー教授との大学の取り決めの謎、
そして、
嫌々ながらも許可したクロード候補の選挙演説の日、
ふたたび殺人が起こるという。

すでにおなじみとなった愛すべき警察署長オッターモールも大活躍。
歯に衣着せない物言いが気持ちいいミセス・ローマックスにかかれば、
オッターモールもただのハナタレ坊主なんですが。

シャーロット・マクラウド「オオブタクサの呪い」
創元推理文庫

シャンディ教授シリーズ第5弾は、異色の中の異色作。
なんとイギリスへ出張中の
シャンディ、ティム、ストットのバラクラヴァ農業大学の教授トリオが、
中世ウェールズにタイムスリップしてしまうのです。

イギリスで「オオブタクサ」という有害植物が大発生したことから、
イギリスへ訪れたシャンディ教授らは、
さて調査に乗り出したとたん、
何故かいきなり中世ウェールズへとタイムスリップしてしまいます。
その地で彼が最初に出会ったのは巨人の吟遊詩人。
しかも魔法によって吟遊詩人に姿を変えられた放浪の騎士トーチルドで、
彼の口から聞かされたのは、
グリフィン失踪事件だったのでした。
消えたグリフィンと彼の大おじスフィン、
愛するレディ・シグリンデのためによく泣くこの巨人に泣きつかれて、
シャンディ教授は一肌脱ぐ事に。
やがて合流したティム、ストットと共に、
もろファンタジーの世界を、
魔女が魔法で茂らせたオオブタクサに
押されるように辿りついた洞窟を冒険する羽目になります。

今回はホント、番外編とでも言える作品なので、
ファンタジーがとにかく苦手な方はすっとばしても
この後のシリーズを読むのに支障はありません。
いや、それは勿体なさ過ぎる話ですね。
中世の、しかも魔法の世界で、
ちゃんと(?)殺人事件が起こって
それを解決してと一応ミステリーな部分も残ってます。
でもこれをミステリーだと思って読むのは辛いかも。
面白いんですけどね~。
飄々としたおじさん、おじいちゃんたちの愉快な冒険譚、
として楽しんでください。
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 2015_02_09


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