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シャーロット・マクラウド「蹄鉄ころんだ」



12月、クリスマスイブの日にも紹介した、
シャーロット・マクラウドです。
これから、数日、
どどっと彼女のシャンディ教授シリーズの紹介となりますこと、
ご了承ください。




シャーロット・マクラウド「蹄鉄ころんだ」
創元推理文庫

年に一度の競技大会を控えて湧きかえっているバラクラヴァ農業大学。
競技種目も「鋤競走」「裸馬の競走」「蹄鉄投げ」など、
馬のオリンピックとでも言えそうな一風代わったものばかり。

この大会で常に勝利を収めているバラクラヴァ軍団ですが、
今年はどうも怪しい雲行き。
馬房に打ちつけてあった蹄鉄が
何者かの手によって上下をひっくり返されている
という不吉な出来事を皮切りに、
新婚のシャンディ夫妻が金銀の強奪事件に巻き込まれたり、
若く美しく身重のベリンダの誘拐。
果ては
蹄鉄工の感じのいい女性マーサ・フラックレーが
大学の畜舎で死体となって発見される
という大事件まで発生してしまいます。
ちなみにベリンダは人間ではなくて豚なんですが、
彼女はただの豚ではなく、
畜産学部の学部長ストット教授の30年間の選択育種の結果であり、
もうすぐ完全な子豚を生むはずの大切な豚なのです。

学長の鶴の一声で大学は休講、
学生も大学職員も総出でベリンダ誘拐と
フラックレーの殺害についての手がかりを探すことに。
シャンディ教授は
警察と大学とを結ぶ連絡係として任命されてしまいます。

さて、
今回もまた魅力的な人物たちが登場してきます。
竜巻で家を吹き飛ばされてしまい、
仕事をしなければならなくなったヘレンの友人イデューナが
ヘレンに招待されてやってきますが、
そのイデューナの姿は、
シャンディいわく「グッドイヤーの気球そっくりの体形」で
「七月四日の独立記念日のパレードで
子供が持っているピンクの風船のように、
元気よくはずむ感じでただよって」来ます。
つまり、明るくて豊満な美人なのです。
前作で妻が殺され独身になった親友ティムのお相手に、
とシャンディは考えたりしますが……。

もう一人、
今回大切なベリンダを誘拐されて
大ショックの畜産学部の学長ストット教授も、
強烈な個性の持ち主。
「たっぷりと肉のついた体つき、健康そうなピンクの肌、
厚い脂肪の奥で輝く小さなブルーの瞳、
確固とした主義に裏打ちされたおだやかな気質を示すやさしい表情。
ストット教授が豚に生まれていたら、
きっとこの上なくすばらしい豚になっていたことだろう」
と本書では表現されてます。

さて、ベリンダは無事に発見されるのか。
フラックレーの死の謎は解けるのか。
人がひとり死んでんねんで…と言いたくなるような
そうでもないような、
ユーモアミステリーですから。
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 2015_02_07


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