スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


ジョルジョ・プレスゲルブル「歯とスパイ」


今月の金曜企画は、
「痛、病気」の本。
この場合の「痛」は、実際の痛みね。

ジョルジョ・プレスゲルブル「歯とスパイ」
河出書房新社

一人の男の人生と
彼の32本の「歯」が密接にリンクした奇妙な小説でした。

歯の持ち主で東欧の諜報員である男の他、
家族、友人、浮気の相手、
そして歯科医などが、
それぞれの「歯」のエピソードと共に物語に登場する。

ここまで人生と密接な関わりを
「歯」
に見出してる主人公の男なんだけど、
これがまた、
始終虫歯に悩んでるんだよね。

結局男が総入歯になるまで物語が続くんだけど、
歯が痛い、
または痛くなりそうな予感のする人は読まないほうがいいかも…
と思うぐらい人生の節々を歯の痛みに飾られる人なんですよ。

作者ジョルジョ・プレスブルゲルはブダペスト生まれで、
ハンガリー動乱の中
双子の兄弟ニコラと共にイタリアに亡命した人。
演劇の脚本なんかを書いてた人みたいです。

なんでこんな事を書くかと言えば、
この出自が持つ幾つかのキーワード。
何かを連想させるでしょ。

この「歯とスパイ」が
彼の作品を読んだ一番最初の本なんですが、
他に自伝的小説「大きな声のささやき」
続編の「開かれた意識」や「双子のふたり」
という自分の出自を掘り下げた作品があるということなんで、
そっちが是非読みたいな~~
と思うことしきり。
(読了年不明)
スポンサーサイト

 2015_02_06


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


05  « 2017_06 »  07

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。