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ピカピカのぎろちょん

Category: 児童文学のこと  


今回紹介する児童文学は、
日本の、怖い話。
と、決めました。

で、何にしようか……と
随分考えたんですが、
佐野美津男「ピカピカのぎろちょん」
をご紹介します。
あかね書房から出てましたが、
当然のように絶版です。

ある日唐突に学校が休みになって、商店街にはバリケードが。
アタイたちは何故だかわからなかったのだけど、
それはピロピロのせいだった。
そして、
公園のふん水池のところにはピカピカ光るギロチンがつくられていた。
アタイたちは大人たちにはないしょでおもちゃのギロチンをつくり、
それを「ぎろちょん」と名づけた。

ものすごく変で、
ものすごく背筋のさむくなるお話です。
小学生の女の子の目線の高さで、
「アタイ」という一人称のみで描かれているので、
読んでいる方も一体、世間で何が起こったのかは
わからないまま話が進行していくんです。
幼い少女に分からない事なので、
一人称のこの物語の中では語られないんですよね。

そして、事態がどうやら終結したらしいその後、
「アタイ」は思います。
しかし、アタイはわすれていません。
あの黒くて高いへいがあるところには、
たくさんのハトが集まるふん水があったことを。
そして、ピロピロのとき、ギロチンがおかれていたことを。
ギロチンはピカピカと光っていたことを


もう、何だか分からないけど、
何かクーデターがあって、それが一応成功して、
ということはうっすら分かります。
大人になればね。
でも、大人でも、この異変の終りがどういう形の終りだったのか
それはわかんないんですよね。
怖いお話です。


ちなみに、
日本の児童文学で怖い話
の、候補は
天沢退二郎「光車よ、まわれ!」か「闇の中のオレンジ」
斉藤惇夫「ガンバとカワウソの冒険」でした。
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 2015_01_22


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