スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 --_--_--


パトリック・モディアノ



2014年のノーベル文学賞受賞作家、
パトリック・モディアノです。
フランスの作家。
受賞理由は
記憶を扱う芸術的手法によって、
最もつかみがたい種類の人間の運命について思い起こさせ、
占領下の生活、世界観を掘り起こした

なんだって。

日本でも、意外なぐらい作品が翻訳されてますね。
わたし自身は嫌いじゃない感じの作風だなぁと
思ったんですが、
3作読んだところで、
もういいかなぁ、という気になっちゃいました。
今回は、
その内の2作を、
明日もう1作をアップします。




パトリック・モディアノ「サーカスが通る」
集英社

突然の事情聴取。
さっぱり訳がわからない……。
そこで知り合った謎めいた若い女性ジゼルへの恋心。
そして主人公の青年はジゼルに惹かれるまま、
何かよくわからないけど重大な事件に巻き込まれていくのでした。

この作品は、
主人公の男が過去を回想するという
一人称で語られる物語です。
語り手である主人公は当時18歳。
徴兵猶予のためだけに大学に籍をおき、
古書や骨董を売って金を工面しては、
やっとのことで生活しているみたい。
父親は何らかの理由でフランスにいられなくなりスイスに逃亡、
母親も外国で行方不明になったままだという。
そして青年は、
これまた何か事情のあるらしい父親の友人と
ひとつ屋根の下で暮らしているみたい。

みたいみたいってハッキリしないよね。
この、
何もかもが、はっきりしなくて、思わせぶりなところは、
私の偏見かもしれないけど、
ああーフランス~って感じがしました。
へんな書き方だけど、
ぼやっとした緊迫感のある不思議な魅力を持った作品でした。
(2002年2月7日)


パトリック・モディアノ「いやなことは後まわし」
パロル舎

この作品は、
どういう理由からなのか
両親が長期にわたって家を留守にしているので、
母親の女友達の所に
まだ小学校に上がる前の弟と共に預けられている10歳の少年の物語です。
舞台はパリ近郊。
血の繋がらない大人たちの中で暮らし、
その家の様々な客とのふれあいを楽しむ、奇妙な日々。

ラストが印象的な物語でした。
でも、
淡々とした叙述の中にひそむ渇いたセンチメンタルは、
ダメな人には全然ダメかもしれないですね。
わたしの偏見ではありますが、
やっぱり、
ああ~フランス小説……
というよりフランス映画っぽい~という感じの作品でした。
(2002年5月13日)
スポンサーサイト

 2015_01_11


Comments


 管理者にだけ表示を許可する


07  « 2017_08 »  09

SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

プロフィール

Sima

Author:Sima
わたしが超個人的におすすめする児童文学100選
是非コメントください。
よろしくお願いします。

カテゴリ

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR

ランキング




PAGE
TOP.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。