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時々は日本の本も紹介したい「やわらかい手」

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毎日
(昔読んで書いた感想だけど)
翻訳ものの小説の感想をアップしてるんで、
基本翻訳小説が好きなのかと思われそうなので、
今日は、
私の好きな日本の本を少し紹介したい。

もちろん、
宮部みゆきとか井坂幸太郎とか、東野圭吾とかも
読みますが、
今回紹介するのは、
花岡大学の「復刻版 やわらかい手」(精興社)

花岡大学って、もともと名前は覚えがあったんですよ。
小学校の時に教科書に何かお話が載ってて、
どんな話かは一切覚えてなかったんだけど、
名前の部分が「大学」って
インパクトが大きくて忘れられなかったみたい。

で、小学校の教科書に乗るぐらいだから、
ほんわりした童話的なものなのかと思ったら……

いやー、これが綺麗に裏切られたわけです。
良い方に。
厳しいヒューマニズムと美意識に溢れた絶品で、
近所の図書館で借りて読んだんだけど、
今思い出してもぞくっとするぐらい。

短い五篇の物語が収められてるんですが、
どれもいいんですよ。
壮絶なまでの深い悲しみが、端正な文章で描かれてて、
この人はもっと評価されても良いはず!
と思ってます。

最初の「鈴の話」は、
暗い家庭環境に育ったユキという少女が自殺するまでを、
彼女に好意を寄せる少年の目を通して描いてあります。
タイトルにある「鈴」が
ホントに効果的に使われてて、
あらすじだけだとただきっつい話なのに、
めっちゃ抒情的なんですよ。

表題作の「やわらかな手」は
空襲という極限状態で露呈した自分のエゴを
いつまでも引きずる孤児の少年、
「黒い門」は、
小さな村で農業協同組合の組合長をしていた父親のあわれな末路と
無垢な娘の父への愛情。
ほかに「午後一時五分」「水蜜桃」の二篇。
どれも詩情豊かで、
読後にじわ~っと沁みる切なさと美しさに放心してしまいました。

これはもう児童文学じゃない
ことだけは確か。

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 2015_01_05


Comments

あまり、関係は無いのですが…。 

こんにちは。
カリメン2号です。

新年、明けまして、おめでとうございます。
本年度も、よろしくお願いいたします。

ブログ内容とは、関係無いのですが、宮部みゆきの名前が出ていたので少し。
カリメン2号は、現代作家さんの本は、多くを読んでいないです。
どこかしらの偏見があり、また自分が納得して買った本でないと、読むことを避けている節があります。
そんな中で、宮部みゆきの『夜のピクニック』を中古本で手に入れたので、何となく読み進めました。
思いのほか面白く、宮部みゆきの作品に対する偏見が、随分と取り除かれたような気がします。
やはり、本というやつは、読んでみないと分からないものですね。
カリメン2号  URL   2015-01-06 14:31  

Re: 

あけましておめでとうございますー。
新年早々アレなんですが…
多分、カリメン2号さんの宮部みゆき作品への偏見は
より深くなっているんではないかと思われます。
「夜のピクニック」は、恩田陸の作品じゃないかと思われるんで。
宮部みゆきと恩田陸というと、
「炎の少女チャーリー」こと
ステーヴィン・キングの「ファイアスターター」を真ん中にして、
繋がってるイメージ。

しかし、読む前に納得して買うって
なかなか難しい気がするなぁ。
Sima  URL   2015-01-06 15:18  

申し訳ありません…。 

こんにちは。
カリメン2号です。

申し訳ありません。
恩田陸さんの作品でした…。
作家さんの名前を間違えるなんて、最悪ですね…。
宮部みゆきさんの作品ですと、『模倣犯』とか『ソロモンの偽証』とかでしょうか。
いやはや、やはり偏見は不味いですね。
酷い間違いを犯します。

納得と言っても、それほど大したものではないです。
ただ、昔に『このミステリーがすごい!』という本に、貴志祐介さんの『硝子のハンマー』が紹介せれており、面白いと書いてあったので、何となく買ったのですが…。
自分とは文章の気質が合わず、読破する前に売ってしまった経験があるのです。
それ以来、どんなにメディアで紹介されても、自分で数ページ読んでみてから買うようにしているだけです。
本のジャケット買いもするのですが、自分にとって当たりでない時のダメージが大きいので。
この人の書評は信じれるとか、趣味の合う友人の勧めとかでないと、なかなか自分が納得して本を購入できないのです。
カリメン2号  URL   2015-01-07 01:50  

どんまいですよ 

名前間違い、よくやります。
リアルの知り合いの名前をずっと間違えてたりします。
どんまいですよー。
「硝子のハンマー」ってアレでしたっけ、
空き巣指南みたいなやつ。
貴志祐介としては、けっこう読みやすかったような覚えがありますが、
文体が合う合わないってありますからねぇ。
わたしも、結局最後まで読まずに放り出した本あります。
Sima  URL   2015-01-07 18:26  

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